2015年3月17日火曜日

【ブログ記事】書籍『ザ・スタンリー・キューブリック・アーカイブ』の廉価版が8月に発売予定

source: KUBRICK.blog.jp|スタンリー・キューブリック






The Stanley Kubrick Archives (英語) ハードカバー – 2015/8(amazon)


※米Taschen社から出版予定の廉価版。



 ドイツの出版社Taschen(タッシェン)社のアメリカ法人が、書籍『ザ・スタンリー・キューブリック・アーカイブ(The Stanley Kubrick Archives)』(※ロンドン芸術大学にあるキューブリックの資料を収蔵した施設「スタンリー・キューブリック・アーカイブ」と混同しますので、当ブログでは書籍の方には定冠詞の「ザ」を付けることで区別いたします)の廉価版を8月に出版するようです。価格はなんと2,440円!こんなに安くていいの?という価格破壊ですが、あまりにも安いので逆に内容が気になります。



 この『ザ・スタンリー・キューブリック・アーカイブ』、初版が200ドル、縮小版が69.99ドルで、廉価版が2,440円という過程をたどっています。この廉価版から版型が横長から縦長に変更になるのですが、今までが横長だった理由は映画のスチール写真(映画のワンシーンのフィルムをそのまま印刷したもの)があったためです。となると、この値段の安さから前半部分を無駄に占領していた映画のスチールがなくなる、という可能性が考えられます。正直言ってこの前半部分は不要ですので、それ自体はあまり問題ではないですが、版型の変更はすなわちレイアウトの全面変更を意味しますので、初版や縮小版に掲載されていた資料写真のいくつかがオミットされるのではないかという危惧があります。ただ、こればかりは実際に発売されてみないと分かりません。



 また、逆にこの版型変更の機会は邦訳を期待していたファンに僅かな希望を抱かせます。すなわち「どのみち全面変更なら、邦訳本がでるかも」という期待です。実際にキューブリックの未亡人クリスティアーヌが編纂した『ア・ライフ・イン・ピクチャーズ』は邦訳本が出版されています。また同じタッシェン社からはポール・ダンカン著の『スタンリー・キューブリック 全作品』が翻訳され出版されたという実績があります。可能性は限りなく小さいですがタッシェン社は日本法人もあるそうなので、関係者の皆様には是非ともご検討を何卒宜しくお願いいたします。もし邦訳本がでるなら、廉価版の倍の値段でも買いますので!



情報提供:jun様





Thr Stanley Kubrick Archives. Stanley Kubick (ドイツ語) ハードカバー – 2005/3/1(amazon)


※2005年に発売された初版。41.1×30cm、544ページ。ジェレミー・バーンスタインによる1966年のキューブリックのインタビュー(70分)CDと、『2001年…』の70mmフィルム(12フレーム分)が付属。





Stanley Kubrick Archives (ドイツ語) ハードカバー – 2008/9/1(amazon)


※2008年9月、32.7×24.5cmにサイズが縮小され再発。





The Stanley Kubrick Archives (25th Anniversary Special Edtn) (英語) ハードカバー – 2008/11(amazon)


※2008年11月に発売されたTaschen社25周年記念版。上記縮小版と何が違うかは不明。