source: 映画.net
1: オムコシ ★ 2015/11/03(火) 11:43:16.89 ID:???.net
先週末の11月1日(日)は割引料金で映画が観られるファーストデー。
通常、ファーストデーが週末に重なると全国のシネコンはいつにも増してごった返すものだが、先週末はそのような光景はほとんど見られなかったようだ。
2週連続の1位は三谷幸喜監督の『ギャラクシー街道』。週末2日間で動員15万6502人、興収1億8248万4300円。
公開初週の先週末から比べて動員は22%減、興収は33%減。
動員に比べて興収の落ちが激しい理由は日曜がファーストデーだったから。
先週の当コラムでも触れたように、あまり評判の芳しくない本作だが、
先週土曜にフジテレビ系がプライムタイムに放送した『THE 有頂天ホテル』の番宣効果もあったのか、2週目の極端な落ち込みはなんとか回避している。
2位と3位はいずれも新作。『PAN ネバーランド、夢のはじまり』は全国672スクリーンで動員12万1467人、興収1億5575万5100円。
『俺物語!!』は全国292スクリーンで動員11万8921人、興収1億3795万4800円。
いずれもヒットとは言い難い数字だが、こうして並べてみると『俺物語!!』の2倍以上の館数で公開された『PAN ネバーランド、夢のはじまり』の苦戦ぶりが際立つ。
外国映画を中心に空前の活況を呈した夏とは打って変わって、秋枯れ状態が続いている映画興行だが、そんな中で明るいニュースを一つ。
9月19日に公開された『心が叫びたがってるんだ。』が、公開から8週目に入った先週末に興収10億円を突破。
これは、監督に長井龍雪、脚本に岡田麿里、キャラクターデザインに田中将賀という同じスタッフによって制作され、
2013年にスマッシュヒットを記録した『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』よりも12日も早い記録だという。
人気テレビアニメの映画版だった『あの花』に対して、『ここさけ』は完全オリジナル作品。その点を考慮すると、これは快挙と言うべきだろう。
公開直後の瞬発力こそぼちぼちだったが、
アニメ作品としての新鮮さと優れた内容が口コミで広がったのと、日本全国55回にも及ぶ舞台挨拶行脚が効いたようだ。
オリジナル劇場用アニメ作品で興収10億突破となると、スタジオジブリが制作部門を休止させた今となっては、国内には細田守監督作品しか存在しない領域。
自分も公開直後に劇場で『ここさけ』を観たが、子供連れやオタク層が中心の他のアニメ映画とは違って、観客のほとんどがいわゆるリア充系の10代20代の若者たちで、カップルがやたら多かったことに少なからず驚かされた。
もし、このまま『ここさけ』チームがアニメ映画界の第二勢力として根付いていくことができたら、新たな観客層の開拓という意味でも、日本映画界&日本アニメ界全体にとって大きな刺激となるだろう。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151103-00010001-realsound-ent
通常、ファーストデーが週末に重なると全国のシネコンはいつにも増してごった返すものだが、先週末はそのような光景はほとんど見られなかったようだ。
2週連続の1位は三谷幸喜監督の『ギャラクシー街道』。週末2日間で動員15万6502人、興収1億8248万4300円。
公開初週の先週末から比べて動員は22%減、興収は33%減。
動員に比べて興収の落ちが激しい理由は日曜がファーストデーだったから。
先週の当コラムでも触れたように、あまり評判の芳しくない本作だが、
先週土曜にフジテレビ系がプライムタイムに放送した『THE 有頂天ホテル』の番宣効果もあったのか、2週目の極端な落ち込みはなんとか回避している。
2位と3位はいずれも新作。『PAN ネバーランド、夢のはじまり』は全国672スクリーンで動員12万1467人、興収1億5575万5100円。
『俺物語!!』は全国292スクリーンで動員11万8921人、興収1億3795万4800円。
いずれもヒットとは言い難い数字だが、こうして並べてみると『俺物語!!』の2倍以上の館数で公開された『PAN ネバーランド、夢のはじまり』の苦戦ぶりが際立つ。
外国映画を中心に空前の活況を呈した夏とは打って変わって、秋枯れ状態が続いている映画興行だが、そんな中で明るいニュースを一つ。
9月19日に公開された『心が叫びたがってるんだ。』が、公開から8週目に入った先週末に興収10億円を突破。
これは、監督に長井龍雪、脚本に岡田麿里、キャラクターデザインに田中将賀という同じスタッフによって制作され、
2013年にスマッシュヒットを記録した『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』よりも12日も早い記録だという。
人気テレビアニメの映画版だった『あの花』に対して、『ここさけ』は完全オリジナル作品。その点を考慮すると、これは快挙と言うべきだろう。
公開直後の瞬発力こそぼちぼちだったが、
アニメ作品としての新鮮さと優れた内容が口コミで広がったのと、日本全国55回にも及ぶ舞台挨拶行脚が効いたようだ。
オリジナル劇場用アニメ作品で興収10億突破となると、スタジオジブリが制作部門を休止させた今となっては、国内には細田守監督作品しか存在しない領域。
自分も公開直後に劇場で『ここさけ』を観たが、子供連れやオタク層が中心の他のアニメ映画とは違って、観客のほとんどがいわゆるリア充系の10代20代の若者たちで、カップルがやたら多かったことに少なからず驚かされた。
もし、このまま『ここさけ』チームがアニメ映画界の第二勢力として根付いていくことができたら、新たな観客層の開拓という意味でも、日本映画界&日本アニメ界全体にとって大きな刺激となるだろう。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151103-00010001-realsound-ent
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