source: KUBRICK.blog.jp|スタンリー・キューブリック
BOMB-1(アメリカ軍)
BOMB-3(ソ連軍)
BOMB-4(ドイツ軍)
BOMB-5(イギリス軍)
BOMB-6(中国軍)
※BOMB-2は不明
こうしてみると、当時の冷戦という時代背景を如実に反映していますね。当時の核保有国を考慮すればBOMB-2はフランスの可能性が高いです。本編に登場したのはアメリカ→ドイツ→イギリス→ソ連の順でしたが、中国が無視されたのは当時文化大革命の真っ最中で、政治的配慮をしたためでしょうか?猿人の投げた骨がアメリカの各核爆弾衛星というのはちょっと『博士…』を引きずっているように感じます。スターチャイルドの核爆弾衛星破壊やディスカバリー号のオリオン計画を却下したのも、「核攻撃を真剣に恐れていた」キューブリックらしい反応と言えるかもしれませんね。