source: KUBRICK.blog.jp|スタンリー・キューブリック
※0:32より。
キューブリックが『2001年…』にダグラス・トランブルを起用するきっかけになったシネラマ映画『To the Moon and Beyond』の一部がありましたのでご紹介。この『To the Moon and Beyond』、1964年に開催されたニューヨーク万国博覧会で上映されたものをキューブリックが視聴し感動。そのスタッフだったダグラス・トランブルとコン・ペダーソンを引き抜いて『2001年…』の特撮スタッフに採用しました。
トランブルのその後の活躍は周知の通り。その主な監督・参加作品を集めた動画もありましたので、以下に貼っておきます。キューブリックはどんなつまらない映画でも「何かの参考になるかもしれないから」と最後まで観ていたそうですが、こういった地道なリサーチが現実に優秀なスタッフの獲得につながっているのですから、キューブリックのことを「リサーチマニア」と揶揄するのは簡単ですが、映画に注ぎ込むその熱量はやはりすごいものがありますね。