source: 映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
1月も半分を過ぎました。年末は更新をサボり、年始はベスワ発表と、何かと気忙しかったので、今日は、年末公開の作品を、少しだけですが、まとめて寸評で紹介しておきます。レビューと呼べるほど詳しくないので、覚書程度ですが、このままだと、どうやらお蔵入りしてしまいそうなので…(汗)。
「好きになるその瞬間を。~告白実行委員会~」(日本)
憧れの先輩を追って高校に進学した少女の恋を描く青春アニメーション。好評だった「ずっと前から好きでした。~告白実行委員会~」の姉妹編のような位置付けの映画です。片想いの切なさ、告白する勇気、すぐそばにいるのに伝えられない想い…と、胸キュン要素満載。「ずっと前から…」の登場人物も顔を出すので、セットで楽しみたい作品です。
「ヒトラーの忘れもの」(デンマーク、ドイツ)
第2次世界大戦終了後、ドイツ兵捕虜がデンマークで地雷処理に動員されたという史実を描くヒューマン・ドラマ。大人が始めた罪深い戦争の“後始末”を、まだ幼さが残る少年兵たちが背負わされていた事実を、この作品で初めて知りました。憎しみの連鎖や暴力など、戦争が残した傷跡に心が痛みますが、地雷は今も世界中に存在し、悲劇は続いています。重いテーマを扱った作品ですが、現代に通じるメッセージがあります。
「ピートと秘密の友達」(アメリカ)
森の中で、一緒に過ごしてきた少年と謎めいた生き物エリオットとの絆と友情を描くファンタジー・アドベンチャー。1977年公開のディズニー作品「ピートとドラゴン」を最新の映像技術でよみがえらせた作品です。ストーリー的にはご都合主義が目立つのですが、映像はとても細やか。実写に、違和感なくとけこむドラゴンのヴィジュアルに魅了されます。
「ミラノ・スカラ座 魅惑の神殿」(イタリア)
イタリア・ミラノにある世界屈指の歌劇場「スカラ座」の全貌に迫るドキュメンタリー。作曲家ヴェルディ、指揮者トスカニーニ、演出家で映画監督のヴィスコンディ、そして伝説のオペラ歌手、マリア・カラス。キラ星のごとく偉大な芸術家の姿と、関係者たちのインタビューが満載です。オペラ好きはもちろん、オペラ初心者にもおすすめ。もちろん、後世に残す貴重な映像資料としても一級品です。
「MERU/メルー」(アメリカ)
ナショナルジオグラフィックなどの写真を手掛けてきた山岳写真家で登山家ジミー・チンら3人のトップクライマーが挑んだ、ヒマラヤ・メルー中央峰ダイレクトルート登頂の様子に迫るドキュメンタリー。通称、シャークスフィン(鮫のヒレ)と言われる岸壁だけあって、もう見ているだけで目がくらみそう(笑)。過酷な大自然は、だからこそ壮麗で人々の冒険心をかきたてるのかもしれません。決断、友情、挑戦などのドラマとしても見応えがあります。それにしても、12/31に公開って…(苦笑)。サンダンス映画祭の観客賞受賞作です。


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