source: ひたすら映画を観まくる日記アルティメット・エディション
懐かしの東宝特撮作品が続々とブルーレイ化されているようです。
今から54年前の1963年8月11日に公開された『マタンゴ』は、無人島の不気味さや恐怖演出、そして人間の汚い部分をこれでもかというほど見せつけるリアルなストーリーが魅力の異色作。
また『フランケンシュタイン対地底怪獣』（1965年公開）は、ホラーテイストも入った非常にシリアスな作品で、明るい作風へシフトしていた同時期のゴジラ作品とのギャップを感じさせる内容となっています。
なお、本作の怪獣は従来の作品よりサイズダウンされ（20m程度）、それにより人間との距離が近付き、恐怖度がアップ。さらに縮尺が大きくなった（6分の1）ことで、より精巧なミニチュアが製作されました。
本作がヒットしたことで、次年には姉妹作と言える『サンダ対ガイラ』を製作。アダルトでシリアスな怪獣映画のラインはその後も『キングコングの逆襲』まで計3作作られ、ゴジラ作品と共に年2作の体制で怪獣ブームを牽引したのです。
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