source: KUBRICK.blog.jp|スタンリー・キューブリック
『ザ・バニシング~消失』の公開当時の予告編
サイコサスペンスの金字塔『ザ・バニシング~消失』が約30年の時を経て、4月12日から日本で劇場初公開となることがわかった。巨匠スタンリー・キューブリックが3回鑑賞し、「これまで見たすべての映画の中で最も恐ろしい映画だ」と絶賛したという伝説の作品だ。
〈以下略〉
(全文はリンク先へ:映画.com/2019年1月19日)
キューブリックは本作について
キューブリックはこれを3回観て「私がこれまでに見た中で最もぞっとする映画だ」と(監督である)シュルイツァーに話しました。シュルイツァーは『シャイニング』よりももっと?と尋ねました。キューブリックは「そう思う」と答えました。
(引用先:【関連記事】スタンリー・キューブリックが好んだ映画のマスター・リスト(2016年7月25日改訂版))
ただし、キューブリックの義弟でプロデューサーのヤン・ハーランは「『ザ・バニシング』はリアルで『シャイニング』は幽霊映画 。大きな違いがある」と同列に語ることに疑問を呈しています。
キューブリックは本作のヒロイン、ヨハンナ・テア・ステーゲを『アーリアン・ペーパーズ』のターニャ役にキャスティングし、プリプロダクションを進めていましたが、諸般の事情によりこの企画は中止になりました。ヨハンナはそれを聞かされた際の心境を「突然風船が破裂したように感じました」と、衝撃の大きさを語っています。
4月12日から東京・シネマート新宿ほか全国で公開されるそうです。ぜひ観てみたいですね。
ザ・バニシング-消失- [DVD]
DVD化はされていますが、プレミアがついているようです。