2015年3月23日月曜日

映画 暗殺教室

source: 映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評








謎の生物・殺せんせーと落ちこぼれ生徒たちの攻防を描くアクション・コメディー「映画 暗殺教室」。なんと声優はニノだった!



有名進学校椚ヶ丘中学の落ちこぼれクラス3年E組に、ある日、タコ型の謎の生物が担任教師として現れる。E組の生徒たちは国家から来年の3月に地球を破壊すると宣言している「謎の生物(=通称・殺せんせー)の暗殺」の任務を依頼される。暗殺の成功報酬は100億円。渚たち生徒たちは、とまどいながらも殺せんせー暗殺を試みるが…。



原作は松井優征さんの人気マンガ。暗殺と教育というアリエナイ組み合わせがこの物語最大の個性だ。殺せんせーと生徒たちの激しい攻防戦の中に、実は生徒想いの殺せんせーが暗殺を通して行うまっとうな教育によって、落ちこぼれ生徒たちが成長していくという、ユニークかつストレートな物語が練り込まれている。教育の最も歪んだ側面と言えるのは、国家によって、一部のエリートを際立たせるためにあえて落伍者を作るという設定で、これには正直、背筋が寒くなるはず。そんな真面目なテーマも見え隠れするものの、映画そのものはあくまでもアクション・コメディーだ。CGもふんだんに盛り込まれ、殺せんせーのハイスピードな動きや表情など、意図的にユーモラスに作り込まれている。しかし資料によると、この殺せんせーはフルCGだけではなく、特殊造形によるかぶりものをした姿も含めた混合スタイル。ヒューマン・キャプチャーの手作り感は、実は生徒想いで3年E組の生徒たち皆とまっすぐに向き合う殺せんせーのキャラとも合致しているのだ。学園ものらしい楽しさ、笑いと狂気の高嶋政伸の怪演、主役の山田涼介の好演など、意外なほど楽しめるエンタテインメントに仕上がった。さらにギリギリまで秘密にされた殺せんせーの声優は嵐の二宮和也というサプライズのおまけ付!今回は恋愛要素は薄いのだが、原作コミックは今も連載中。物語の続きがちょっと気になっている。

【65点】

(原題「映画 暗殺教室」)

(日本/羽住英一郎監督/山田涼介、菅田将暉、山本舞香、他)

(ユニーク度:★★★★☆)

チケットぴあ



にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ ←ランキング参加中です!



人気ブログランキング ←この記事が気に入ったらポチッとクリックお願いします(^o^)



映画 暗殺教室@ぴあ映画生活