2015年4月12日日曜日

【関連動画】『スタンリー(何でもやる)』Stanley (Does It All)

source: KUBRICK.blog.jp|スタンリー・キューブリック








There’s a man

Livin’ in London Town

Makes movies

He’s a world renown

Yes, he’s really got the fame

Stanley Kubrick is his name

He does it all

He does it all

I’m tellin’ y’all

Stanley does it all



He’s a writer, he directs

He produces his projects

He’s the man behind the lens

And Stanley always wins

He’s a man who looks ahead

Can make you think he raised the dead

It’s and cuts all his flicks

He’s a genius with his tricks

He does it all

He does it all



ロンドン住まいの男あり

映画を作って、世に名高く

そうさ本当に有名だ

その名はスタンリー・キューブリック

何でもやる、何でもやる

スタンリーは何でもやってしまう。



※彼は作家で監督する

彼は自分のプロジェクトをプロデュースする

スタンリーはいつだって

レンズの後ろで勝ち取る男



彼は前を見る男

死者再生も信じさす

編集は全部自分でやる

特技を持った大天才

何でもやる、何でもやる

言ったろ、何でも彼はやる



(『ミシェル・シマン キューブリック』より)


※は管理人訳



 『シャイニング』でハロランを演じたスキャットマン・クローザーズがキューブリックを讃えて作った歌の動画がありましたのでご紹介。



 もっとブルージーな曲調を想像したのですが、けっこうアップテンポなリズム&ブルースですね。この曲の歌詞を額面通り受け取って良いものかどうかという点ですが、撮影時はジャック・ニコルソンが思わず止める程のさんざんのリテイク地獄で体力も精神力もすり減ったはず。ですので、キューブリックをリスペクトはしつつも「ちょっとやり過ぎじゃないのか?スタンリー」というクローザースの不満表明と考えるのが自然な気がします。『メイキング・ザ・シャイニング』での滂沱の涙は、ダニーの事ではなく、あまりにも辛かった撮影を思い出したからのような気がしてなりません。