2015年9月2日水曜日

実写映画『進撃の巨人 後編』試写会組レビューで酷評ww

source: 映画.net


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1: オムコシ ★@\(^o^)/ 2015/09/02(水) 12:35:45.55 ID:???*.net
佐野亨 Toru Sano @torusano1124

東宝試写室で『進撃の巨人』後編。
悲惨な出来。
前編の種明かしに終始しているが、謎が明かされるまでの演出にタメがなく、すべて台詞、しかも目も当てられない大芝居で説明されるのみ。
特に長谷川博己がひどい。
あの30年古い戯画化された演技を様式美に昇華できるのは日本人では及川光博だけだろう。

2015年9月1日 17:31

『進撃の巨人』後編。
謎の解明を早々に済ませたあとは、一部とってつけたような情緒的場面を除いてほとんどアクション展開となるが、人物が何を目的に動いているか、
立体機動によってどのように移動しているかが非常にわかりづらく、特撮やVFXと融合したシーン全体としてのカタルシスが生まれない。

2015年9月1日 17:33

『進撃の巨人』後編。
本来なら物語の推進力となるべき不発弾の運搬にしても、
画面のなかで対象物がどこからどこへ移動しているかということが曖昧にされたまま事態が進行するので、
『恐怖の報酬』におけるニトログリセリンのような、それ自体が観客の緊迫感を持続させる小道具として機能していない。

2015年9月1日 17:34

『進撃の巨人』後編。
これなら低級な人間ドラマと見応えのある特撮シーンが分離していた前編のほうがまだ退屈する箇所が少なかった。
結論として本作は「危険な映画」などではなく、ふつうに駄目な映画である。
ただ出来はともかく種明かしにはなっているので、前編を観た人は確認せざるをえないだろう。

2015年9月1日 17:37

『進撃の巨人』後編。
しかし、この程度の種明かしなら、最初に言われていたように、
ところどころ冗長な部分をスリムにして2時間強の一本の映画にしたほうがよかったのではないか(この内容であれば撮影後、編集段階での調整も可能だったと思う)。
後編は前編に比べるとそれくらい満足度が薄い。

2015年9月1日 17:40

『進撃の巨人』後編。
念のためフォローしておくが、長谷川博己という俳優は嫌いではない。
作品によってはよい演技もする人だと思う。
おそらくこの無惨な台詞と演出ではこう演技するよりほかなかったのだろう。
しかし、彼は及川光博ではないので気張れば気張るほど滑稽になる。
他の役者陣も同じく。

2015年9月1日 18:19

https://twitter.com/torusano1124

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