source: 映画.net
1: オムコシ ★ 2015/10/28(水) 12:27:42.64 ID:???.net
TVアニメ、劇場版アニメと人気を博したアニメ『TIGER&BUNNY』(以下、『タイバニ』)がハリウッドで実写映画化されることが発表された。
『ダ・ヴィンチ・コード』『ビューティフル・マインド』『アポロ13』、
『24 -TWENTY FOUR-』などを手がけるロン・ハワード氏率いるイマジン・エンターテインメントが実写リメイクを手がけるという気合の入りようで、
早くもネットなどでは実写キャスト予想が行われるなど盛り上がりを見せている。
アニメでは斬新な手法で注目を集めた作品とはいえ、実はよく知らない…という人も多いのではないだろうか。
今回はそんな人たちのために、『タイバニ』のヒットをおさらいしてみたい。
■スポンサーロゴの入ったスーツを着たヒーロー
『タイバニ』は2011年4月から9月にMBS、TOKYO MX、BS11で放送されたアメコミ風のヒーローアニメ。
「NEXT」と呼ばれる特殊能力者がヒーローとして犯罪者を裁く世界で、落ち目のベテランヒーローと癖のある新人ヒーローがコンビを組み、
対立しながらも絆を深めていくバディヒーローアクションだ。
キャラクター原案に桂正和氏、シリーズ構成・脚本は来期の連続テレビ小説の脚本も手掛けることに決まった西田征史氏(TVドラマ『魔王』『怪物くん』など)、
音楽・池瀬広氏(TVドラマ『相棒』など)という多彩なスタッフが集結。
日本では珍しい、実在する企業からスポンサーを募集し、
ヒーローたちのスーツに企業ロゴを入れるという「キャラクタープレイスメント」という広告手法を導入したことも話題を集めた。
ただ、物珍しさはあれど、原作のないオリジナルアニメということや、最近の日本のアニメではあまり見ない“アメコミ風”のヒーローものということで、
実は放送前の期待値はあまり高いわけではなかった。
ところが、放送が始まるとその面白さから“ダークホース”として、男性はもちろん、多数の女性ファンも獲得。
ネット配信では週を追うごとに視聴者数が伸び、パッケージもBD2巻、3巻の初回限定盤が3万枚を超えるセールスを記録。
さらには劇場版アニメ化もされるなど、一躍大ヒットアニメとなった。
■組織に所属するサラリーマンとしての葛藤に共感
同作を説明するときには、“実在の企業ロゴを背負ったキャラクターが悪と戦うアメコミ風ヒーローアニメ”と、
やはり「キャラクタープレイスメント」を用いた斬新さがフォーカスされることが多いが、
深夜帯で放送されているアニメとしては、個々のキャラクターやストーリー自体が新しかった。
以前、サンライズの尾崎雅之プロデューサーにインタビューした時、
「萌え要素の強いアニメが多い現状に一石投じたかった」と話していたが、
主人公の鏑木・T・虎徹はヒーローではあるが企業に所属するサラリーマン。
詳細な年齢こそ明かされていないが、9歳の娘がいることから、
高校生くらいの年ごろが多いアニメ主人公としてはいささか“おじさん”だろう
(相棒のバーナビー・ブルックスJr.にも当初そう呼ばれていた)。
そしてサラリーマン故、組織に所属する人間としての様々な葛藤が描かれ、それが幅広い視聴者から支持された理由でもある。
1話目にして所属する会社からヒーロー部門を撤退すると宣告され、新しい会社では扱いにくい新人とタッグを組めという命令。
自分の信念を貫くか、会社に従うか、迫られる場面。
仕事でなかなか会えない年頃の娘とすれ違いながらも、亡くなった妻や娘を想いヒーローとして一生懸命働くお父さんとしての顔。
一見するとたくさんのヒーローが登場する派手なアニメという印象があるが、
こうした一人の人間としての主人公の姿に、共感する人も多かった。
実はこれは「アニメを観なくなった層にも訴求したい」という制作陣の狙い通りで、
情報の初出しを「日本経済新聞」への15段広告で実施するなど、プロモーション面でもこうした仕掛けを行っている。
*以下全文
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151027-00000351-oric-ent
『ダ・ヴィンチ・コード』『ビューティフル・マインド』『アポロ13』、
『24 -TWENTY FOUR-』などを手がけるロン・ハワード氏率いるイマジン・エンターテインメントが実写リメイクを手がけるという気合の入りようで、
早くもネットなどでは実写キャスト予想が行われるなど盛り上がりを見せている。
アニメでは斬新な手法で注目を集めた作品とはいえ、実はよく知らない…という人も多いのではないだろうか。
今回はそんな人たちのために、『タイバニ』のヒットをおさらいしてみたい。
■スポンサーロゴの入ったスーツを着たヒーロー
『タイバニ』は2011年4月から9月にMBS、TOKYO MX、BS11で放送されたアメコミ風のヒーローアニメ。
「NEXT」と呼ばれる特殊能力者がヒーローとして犯罪者を裁く世界で、落ち目のベテランヒーローと癖のある新人ヒーローがコンビを組み、
対立しながらも絆を深めていくバディヒーローアクションだ。
キャラクター原案に桂正和氏、シリーズ構成・脚本は来期の連続テレビ小説の脚本も手掛けることに決まった西田征史氏(TVドラマ『魔王』『怪物くん』など)、
音楽・池瀬広氏(TVドラマ『相棒』など)という多彩なスタッフが集結。
日本では珍しい、実在する企業からスポンサーを募集し、
ヒーローたちのスーツに企業ロゴを入れるという「キャラクタープレイスメント」という広告手法を導入したことも話題を集めた。
ただ、物珍しさはあれど、原作のないオリジナルアニメということや、最近の日本のアニメではあまり見ない“アメコミ風”のヒーローものということで、
実は放送前の期待値はあまり高いわけではなかった。
ところが、放送が始まるとその面白さから“ダークホース”として、男性はもちろん、多数の女性ファンも獲得。
ネット配信では週を追うごとに視聴者数が伸び、パッケージもBD2巻、3巻の初回限定盤が3万枚を超えるセールスを記録。
さらには劇場版アニメ化もされるなど、一躍大ヒットアニメとなった。
■組織に所属するサラリーマンとしての葛藤に共感
同作を説明するときには、“実在の企業ロゴを背負ったキャラクターが悪と戦うアメコミ風ヒーローアニメ”と、
やはり「キャラクタープレイスメント」を用いた斬新さがフォーカスされることが多いが、
深夜帯で放送されているアニメとしては、個々のキャラクターやストーリー自体が新しかった。
以前、サンライズの尾崎雅之プロデューサーにインタビューした時、
「萌え要素の強いアニメが多い現状に一石投じたかった」と話していたが、
主人公の鏑木・T・虎徹はヒーローではあるが企業に所属するサラリーマン。
詳細な年齢こそ明かされていないが、9歳の娘がいることから、
高校生くらいの年ごろが多いアニメ主人公としてはいささか“おじさん”だろう
(相棒のバーナビー・ブルックスJr.にも当初そう呼ばれていた)。
そしてサラリーマン故、組織に所属する人間としての様々な葛藤が描かれ、それが幅広い視聴者から支持された理由でもある。
1話目にして所属する会社からヒーロー部門を撤退すると宣告され、新しい会社では扱いにくい新人とタッグを組めという命令。
自分の信念を貫くか、会社に従うか、迫られる場面。
仕事でなかなか会えない年頃の娘とすれ違いながらも、亡くなった妻や娘を想いヒーローとして一生懸命働くお父さんとしての顔。
一見するとたくさんのヒーローが登場する派手なアニメという印象があるが、
こうした一人の人間としての主人公の姿に、共感する人も多かった。
実はこれは「アニメを観なくなった層にも訴求したい」という制作陣の狙い通りで、
情報の初出しを「日本経済新聞」への15段広告で実施するなど、プロモーション面でもこうした仕掛けを行っている。
*以下全文
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151027-00000351-oric-ent
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