source: 映画.net
1: 海江田三郎 ★ 2016/03/28(月) 14:40:26.50 ID:CAP_USER.net
http://bylines.news.yahoo.co.jp/saruwatariyuki/20160325-00055820/
ウィル・スミスが主演作の製作配給にメジャースタジオではなく劇場公開と同日にVOD配信するNetflixを選んだり
50ドル払えば最新作を自宅で見られる新しいサービスにスピルバーグやスコセッシが賛同したりする中、アメリカの映画館は、将来への不安をますます強めている。
決まった週の決まった時間に家に帰ってテレビドラマを見るのではなく、小さなスクリーンであっても、
Netflixやアマゾンで、見たい時に、何話でも、見たい場所で見ることに慣れた若い世代が、新作映画にも同じことを求めるのは、避けられない流れと思われるからだ。
そんな中、やはりNetflixなどから想を得て生まれた映画館向けの会員制サービスMoviePassに、あらためて関心が寄せられている。
毎月30ドルから45ドル程度の会費(値段は住む街によって変わる)を払えば、提携している映画館で映画を見放題というものだ。
システムは、簡単。まずはウェブサイト上で入会登録をし、スマフォの専用アプリで劇場と上映時間を検索する。
劇場に到着したらアプリ上でチェックインをし、
メンバーシップカードを使って、劇場の券売機でチケットを入手する。
3DやIMAXのシアターでは使えず、“見放題”とは言っても、24時間に1本までという制限がある。
また、チケットは会員本人分しか取れない。
つまり、会員ではない友達と一緒に見にいく場合、自分は券売機から無料チケットを取得しても、友達には普通にチケットを購入してもらわなければならないということだ。同じ映画を2回は見られないというルールもある。
デビューは5年前だが、当初は劇場主に完全にそっぽを向かれ、ほとんど話題にならなかった。
しかし、2014年、北米で2番目の規模を誇る劇場チェーンAMCが提携したことで、はずみがつく。
MoviePassは会員数を公表していないが、会員の75%は18歳から35歳で、平均年齢は26歳だという。
アメリカ映画協会(MPAA)の最近の調査で、25歳から39歳の観客が劇場から遠のいているという結果が出ているだけに、注目に値する事実だ。
さらに、MoviePassがリサーチ会社Mather Analyticsに依頼して行った調査で、MoviePassの会員は、劇場内の売店でポップコーンやドリンクなどに、
普通の観客の123%増しのお金を使うという結果も出た。
チケットにお金を払わなかったせいで、財布の紐が緩むのかもしれない。
映画館にとって、売店の売り上げは最も貴重な部分だ。チケットの収入は、スタジオと劇場が分かち合うが、公開直後は大部分がスタジオに行く形で、
公開後、日がたつにつれて、劇場の取り分が増えていく仕組みになっている。
映画のマーケティングにはお金がかかり、
それをスタジオが請け負っているというのが大きな理由だが40年代や50年代のように、ひとつの映画が半年やそれ以上同じ劇場でかかる時代ならともかく、
3週間もしないうちにトップ10から消えてしまうのも当たり前な今の時代においては、劇場はスタジオと同じシェアをもらえないことがほとんどというのが実情だ。
だが、話題作を回して、人がたくさんやって来れば、売店の売り上げが上がる。
劇場は、収益の85%を、売店の売り上げから得ており、
客足を増やすのは、非常に大事なことなのである。
ウィル・スミスが主演作の製作配給にメジャースタジオではなく劇場公開と同日にVOD配信するNetflixを選んだり
50ドル払えば最新作を自宅で見られる新しいサービスにスピルバーグやスコセッシが賛同したりする中、アメリカの映画館は、将来への不安をますます強めている。
決まった週の決まった時間に家に帰ってテレビドラマを見るのではなく、小さなスクリーンであっても、
Netflixやアマゾンで、見たい時に、何話でも、見たい場所で見ることに慣れた若い世代が、新作映画にも同じことを求めるのは、避けられない流れと思われるからだ。
そんな中、やはりNetflixなどから想を得て生まれた映画館向けの会員制サービスMoviePassに、あらためて関心が寄せられている。
毎月30ドルから45ドル程度の会費(値段は住む街によって変わる)を払えば、提携している映画館で映画を見放題というものだ。
システムは、簡単。まずはウェブサイト上で入会登録をし、スマフォの専用アプリで劇場と上映時間を検索する。
劇場に到着したらアプリ上でチェックインをし、
メンバーシップカードを使って、劇場の券売機でチケットを入手する。
3DやIMAXのシアターでは使えず、“見放題”とは言っても、24時間に1本までという制限がある。
また、チケットは会員本人分しか取れない。
つまり、会員ではない友達と一緒に見にいく場合、自分は券売機から無料チケットを取得しても、友達には普通にチケットを購入してもらわなければならないということだ。同じ映画を2回は見られないというルールもある。
デビューは5年前だが、当初は劇場主に完全にそっぽを向かれ、ほとんど話題にならなかった。
しかし、2014年、北米で2番目の規模を誇る劇場チェーンAMCが提携したことで、はずみがつく。
MoviePassは会員数を公表していないが、会員の75%は18歳から35歳で、平均年齢は26歳だという。
アメリカ映画協会(MPAA)の最近の調査で、25歳から39歳の観客が劇場から遠のいているという結果が出ているだけに、注目に値する事実だ。
さらに、MoviePassがリサーチ会社Mather Analyticsに依頼して行った調査で、MoviePassの会員は、劇場内の売店でポップコーンやドリンクなどに、
普通の観客の123%増しのお金を使うという結果も出た。
チケットにお金を払わなかったせいで、財布の紐が緩むのかもしれない。
映画館にとって、売店の売り上げは最も貴重な部分だ。チケットの収入は、スタジオと劇場が分かち合うが、公開直後は大部分がスタジオに行く形で、
公開後、日がたつにつれて、劇場の取り分が増えていく仕組みになっている。
映画のマーケティングにはお金がかかり、
それをスタジオが請け負っているというのが大きな理由だが40年代や50年代のように、ひとつの映画が半年やそれ以上同じ劇場でかかる時代ならともかく、
3週間もしないうちにトップ10から消えてしまうのも当たり前な今の時代においては、劇場はスタジオと同じシェアをもらえないことがほとんどというのが実情だ。
だが、話題作を回して、人がたくさんやって来れば、売店の売り上げが上がる。
劇場は、収益の85%を、売店の売り上げから得ており、
客足を増やすのは、非常に大事なことなのである。
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