source: 映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
先日、試写スケジュールの都合で、どうしても1本目と2本目の間が4時間も空いてしまう事態に。たまたまシネコンのそばにいたので、何か映画を見て時間をつぶすことにしました。といってもほとんどの作品を見てしまってるので、見るものがないっ!
悩んだ末に(というより、選択肢がなく)「映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生」を見ました。いや~、楽しかった、いろんな意味で。
映画は、国民的アニメ「ドラえもん」の長編映画36作目。1989年に公開され、シリーズ歴代1位の動員数420万人を記録した「映画ドラえもん のび太の日本誕生」をリメイクしたものです。子ども向けとバカにすることなかれ!よくできてるんだな~、これが!ラストは、すっかり感動して不覚にも涙ぐんでしまいました(笑)。前作の「STAND BY ME」もそうだったけど、これは大人になる通過儀礼ですね。テーマは自立です。
映画そのものも楽しかったけど、楽しかったのは、それだけじゃないんです。久しぶりに一般のお客様と一緒に映画を見たけど、子どもたちが、ホントにホントに楽しそう!100パーセント満喫してるって感じです。付き添いで来てるはずの、ママやパパたちも、いつしか身を乗り出して見入ってたりして、なんだか微笑ましい(笑)。
試写室に引きこもってると、どうしても斜に構えて映画を見るクセがついて、いけません。気が付いたら、作品のアラを探してる自分がイヤです…。あ~、「ドラえもん」、見てよかった。何か、初心に帰った気分でしたもの。それにしてもククルって、今回は超イケメンですね~!!このビジュアル重視の設定が21世紀のドラえもんなのかも~ \(^▽^)/