source: 映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
新海誠監督のアニメーション映画「君の名は。」の勢いが止まりません!爆裂大ヒットは続いていて、100億円突破も確実。というより、どこまで数字が伸びるか楽しみです。
「君の名は。」の勢いに追随するように、9/17から公開されたのが同じくアニメーション映画の「映画 聲の形」。声ではなく“聲”で、漢字が難しいのがちょっと困ったモンですが…(苦笑)。
2つのアニメは「いずれアヤメがカキツバタ」というくらいの秀作なんですが、2本はまったくテイストが異なります。ヴィジュアルもストーリーもメッセージも対局といってもいいほど。ついでに配給会社も別です (;^_^A
「君の名は。」がファンタジーで広大な広がりを見せるのに対し、「映画 聲の形」はリアルな世界の中で、痛ましいまでの深みがある作品。立場上、ネタバレはできないんですが、どちらも、いい意味で、予想を裏切るストーリーです(聲の形は原作があるので、原作ファンはある程度予想できますが…)。
いやはや、日本のアニメが実力あるのはわかっていても、こんなにも近いスパンでこれほどの秀作が2本続けて公開されるとは!もう、鼻血が出そう(笑)。