2017年1月19日木曜日

【ブログ記事】キューブリックが賞賛したアンジェイ・ワイダ監督の『ダントン』がYouTubeで全編視聴可能

source: KUBRICK.blog.jp|スタンリー・キューブリック




 当然ですが、その内削除になるかと思います。ただネタバレに注意しつつ、どんな映画かチラ観してみる程度には良いかもしれません。日本では2014年にDVD化されていますが、需要があまり見込めないせいか、価格設定が高めのようです。2011年11月9日にNHK BSプレミアムでオンエアされた実績があるそうです。

 キューブリックのアシスタント、アンソニー・フリューインによるとキューブリックはこのダントンについて、

 「スタンリーは、『ダントン』がこれまでに作られた最高の歴史映画のほとんど超えていると考えていました。 彼はそれのすべてを気に入っていて、ジェラール・ドパルディューとヴォイチェフ・プショニャック(「いつかこのポーランドの俳優を使ってみたい」)を見ていて飽きないと言いました」

「【関連記事】スタンリー・キューブリックが好んだ映画のマスター・リスト(2016年7月25日改訂版」より)


 とかなりの高評価を与えています。

 キューブリックが長年『ナポレオン』を撮りたがっていたのは周知の事実ですが、そのキューブリックがナポレオン前夜のフランスを描いたこの『ダントン』を気に入っていたというのは、非常に興味深い事実です。「どのジャンルも一度は作られている。重要なのはそれよりもいい映画を作ることだ」と繰り返し語っていたキューブリック。だとすれば、『ナポレオン』をこの『ダントン』より「いい映画」にしようとしていたのは確実でしょう。そういう意味でも「実現しなかった『ナポレオン』で、キューブリックが越えようとした名作歴史映画」としてファンなら見逃せない作品の一本ではないでしょうか。


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