source: 映画.net
「日本アカデミー賞」以外でも「ブルーリボン賞」作品賞、「毎日映画コンクール」の日本映画大賞を獲得。
平成28年度芸術選奨の文部科学大臣賞には庵野秀明総監督(56)が選ばれるなど、「君の名は。」とともに2016年の映画界を席巻した形となった。
しかし、それぞれの授賞式に庵野監督が出席することはなかった。
ほとんどの授賞式に代理で出席し、「庵野は仕事の都合で…」と壇上で説明したのが樋口真嗣監督(51)だった。
「シン・ゴジラ」を両輪で支えた樋口監督に、庵野監督との付き合い方を聞いた。
樋口監督が明かしたコツとはズバリ「相手の意見をつぶさない」こと。
「相手の意見を否定しない代わりに、自分の意見も否定させないということです。
人はなんでモメるかっていうと、自分の意見を否定された途端に『なにっ?!』ってなるからなんですよ」と説明した。
どちらかのやりたいことに対して「それよりこっちの方がいい」ではなく「それもやりつつこれもやる」ようにしたという。
庵野監督に限らず、あらゆる人付き合いに応用が利くように思えた。
2人は、2012年に東京都現代美術館で開催された「館長庵野秀明 特撮博物館展」で上映された短編「巨神兵東京に現わる」でも企画(庵野)と監督(樋口)として共同作業を行った間柄。
こだわりが強いことで知られる庵野監督をよく知る樋口監督だからこそ語ることができる秘けつだった。
「シン・ゴジラ」における庵野監督のこだわりは、さまざまな場面で発揮された。
膨大なせりふが書き込まれた分厚い台本を見た関係者が、長時間の作品になることを懸念すると、わざわざ声優を集めて早口で声の演技をさせ、録音したものを聞かせて周囲を説き伏せた。
結果、俳優たちはせりふを覚えるだけでなく、話すのにも苦労したが、上映時間はきっちり2時間に収めた。
また撮影時には、音声マイクの位置をかえようとした庵野監督に、スタッフが「音がとれないので、別のカットでお願いできませんか」と言うと、「じゃあこのカットなし」となり、周囲が大慌てしたこともあったという。
一緒に仕事をするのは大変そうだが、強いこだわりがあるクリエイターだからこそ個性の際立つ作品を作ることもできるというものだろう。
「シン・ゴジラ」が日本の映画史に残る作品になったのは、庵野監督のこだわりと、それをうまく受け止めて形にした樋口監督をはじめとするスタッフの存在があってのことだと実感した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170312-00000050-dal-ent
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よくアニメなんかでもあるけど
作品によって違うから肩書だけでは一概に言えない
シンゴジラの場合だと庵野と樋口の二人が監督として現場に立ちつつ
総監督の庵野が上位になる二監督制だな
深夜アニメの場合は、総監督が売れっ子で忙しいから、細かいところやこだわらなくてもいいところは、
子飼いの奴や駆け出しの奴に監督という肩書き付けてやらせるって場合が多いな
作品によって違うらしいがアニメだと総作画監督と作画監督の関係みたいなものではないか
新海はアニメ出身ではなくゲーム会社のサラリーマンだったから
庵野のような芸術家みたいな奴が相手だと苦労しそうだ
進撃の巨人は中島哲也監督が降板してから
樋口に回ってきたんだよなあ
やっぱり本人が素面で怪獣倒すのかな
2時間の尺でホントに3分しかウルトラマンでませんてな
穿ったものにしそう
ずーと科特隊(庵野さん的にはMATか)が
怪獣退治の会議~ウルトラ作戦第1~10号くらいまでやってんの
当面のライバルは細田守か
前にも実績はあるから二発ってほどでもないだろうが
一般にも知られる作品を二つつくったのは凄い
新海も一発当てたが二発目行けるかね