2017年5月29日月曜日

『スプリット』を観て来ました!

source: ひたすら映画を観まくる日記アルティメット・エディション


スプリット

■あらすじ『ケイシー、クレア、マルシアの女子高生3人は、友だちの誕生パーティの帰り道に見ず知らずの男に拉致監禁されてしまった。やがて薄暗い密室に閉じ込められた3人の前に、誘拐犯が女性の格好で現われる。その後も潔癖症の青年や9歳の無邪気な少年など、現われるたびに格好ばかりか性格まで変ってしまう誘拐犯。なんと、その男には23もの人格が宿っていた!さらに“ビースト”と呼ばれるもっとも恐るべき24番目の人格が出現した時、驚愕の真相が明らかに…!「シックス・センス」のM・ナイト・シャマラン監督がジェームズ・マカヴォイを主演に迎えて贈る衝撃のサスペンス・スリラー!』



M・ナイト・シャマラン監督の『スプリット』を観て来ました。日本では5月12日の公開ですが、海外では1月20日に公開済みとなっており、そのためネット上では早くから様々な情報が飛び交い、うっかりそれを見てしまった人が「ネタバレだ!」と騒ぐなど、色々問題が起きているようですね(^_^;)

※ちなみに、この記事にはネタバレはありません。

まあ、シャマラン監督といえば『シックス・センス』の大ヒットによって「どんでん返しの名手」みたいに思われているところがありますから、観る方も「今回はどんな凄いオチが待ち受けているんだろう?」と期待が高まっていたのでしょう。

ただ……これは非常に説明が難しいんですけど、シャマラン監督は別に「どんでん返しの名手」じゃないんですよね。観客が勝手にそういう映画を期待しているだけであって、監督本人にそういう意識はないはずです。

でも、「観客が望むもの」と「監督が作りたいもの」の間にギャップがあって、そのギャップが大きければ大きいほど作品の評価は下がってしまう。そういう状況がシャマラン監督にとってマイナス要素になっているのではないか…と個人的には思っています。

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