source: KUBRICK.blog.jp|スタンリー・キューブリック
もはや「強制的に見たくもない何かを見せて洗脳する」というシーンの定番ギャグと化しています。
『時計じかけのオレンジ』に登場したルドビコ療法、一般的には「洗脳」(正確には「オペラント条件づけ」詳細はこちら)と解釈されていますが、よほどこのビジュアルイメージが強烈だったせいか、その後の「洗脳」シーンに多大な影響を及ぼしているのはこのカテゴリーでも、これやこれなどご紹介した通りです。今回はその本家本元、ワーナーが制作したアニメーション『アニマニアックス』の第86話『A Very Very Very Very Special Show』『Night of the Living Buttons』『Soda Jerk』の中の『Soda Jerk』のエピソードにルドビコ療法が登場していたのでご紹介。
この『アニマニアックス』ですがwikiによると
1930年代、ワーナー・ブラザースは3人のアニメーションキャラクター(ヤッコ、ワッコ、ドット)を創作した。しかし彼らはあまりにハチャメチャで、誰にも手に負えなかったため、ワーナーは彼らをスタジオの給水塔に封印してしまう。そして1990年、彼らは給水塔を脱出しあらゆる場所で騒動を繰り広げる。また、世界征服を企む2匹のネズミを描いた「ピンキー&ブレイン」や悪に憧れる3匹のハトを描いた「グッド・フェザーズ」シリーズなども同番組内で放送された。
だそうですが、このシーズン4のこの話は残念ながら日本未放映。題名でググれば動画を見ることができますが、クリームソーダを一気飲みしたワッコのしゃっくりが止まらなくなり、あの手この手で止めようとするのですが、その中で面白くもないボブ・ホープのギャグを無理やり見せてしゃっくりを止めようとするシーンに登場します。『時計…』と同じワーナーだからできたギャグ、というわけではないでしょうけど、今後も定番の洗脳ネタとしてあちこちに登場するんでしょうね。