2017年9月10日日曜日

映画におけるCGの使われ方は今後どうなっていくのか?

source: ひたすら映画を観まくる日記アルティメット・エディション


ダンケルク

どうも、管理人のタイプ・あ~るです。

現在、書店で発売中の『キネマ旬報』に、軍事評論家の岡部いさくと映画監督の押井守の対談が掲載され、二人で『ダンケルク』の感想を語っていたので読んでみました。

その中に、「出来るだけCGを使わない主義のクリストファー・ノーラン監督が大量の軍隊を描くためにエキストラを動員したものの全然足りず、苦肉の策としてダンボールを人型に切り抜いて撮影した」というエピソードが出て来るんですよ。

それを聞いた押井監督が「そんなことするなら、意地を張らずにCGでも合成でも使えばいいのに」と苦言を呈してるんですけど、最近はノーラン監督のように「CGを使わず可能な限り実物で撮影したい」と考える監督が増えてるんですよね。

例えば『スター・ウォーズEP7 フォースの覚醒』を撮ったJ.J.エイブラムス監督なども(『エピソード1』から『エピソード3』までメチャクチャCGを使っていたのとは対照的に)、「本物じゃなきゃダメだ!」と実物大のミレニアム・ファルコン号のセットを組み立てて撮影していました。

で、「いつ頃からこういう傾向になっていったんだろう?」ということがふと気になったんですよね。というわけで本日は、「映画とCGの関係」についてダラダラと書いてみますよ。

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