2017年12月24日日曜日

別冊映画秘宝『鬱な映画』は12月26日発売です!

source: ZOMBIE手帖ブログ


71w-Dx5QU9L

『厭な映画』『謎の映画』に続くシリーズ第3弾! 別冊映画秘宝『鬱な映画』が12月26日発売になります。同書の「鬱映画ガイド23選」というページで4作品の紹介記事を書かせて頂きました。70年代のマイナーなサイコロジカル・スリラー『Dream No Evil』『The Witch Who Came From the Sea』『symptoms』に加え、ジョージ・A・ロメロ監督の『URAMI』を紹介しています。僕の原稿はさておきまして、例によって濃厚なムックに仕上がってるんじゃないかと。よろしくお願いいたします! 


鬱屈、鬱積、鬱々……時代はメランコリアだ。
映画にも、もちろん鬱はある。
スカッとしない、辛い、それでもリアルな人生は続く。
精神分析医・春日武彦先生の映画と鬱の関係に始まり、
強烈鬱映画23本にまとまる、心の病と映画の関係に迫る1冊。

【第1章】 鬱と映画について
専門家の視点から 鬱、鬱病、映画~春日武彦インタビュー
映画に描かれる鬱のプロセス

【第2章】 鬱を通して見る映画の研究
『ザ・ブルード/怒りのメタファー』
『サイコ』
『エクソシスト』
『SAFE』を再評価
『電子頭脳人間』
『反撥』
『イレイザーヘッド』

【第3章】鬱と映画作家
ラース・フォン・トリアー
トニー・スコット
チャーリー・カウフマン
ダリオ・アルジェント
ノーラン、アロノフスキー、チャゼル~21世紀の鬱作家
伊丹十三
北野武
黒沢清
井口昇が語る「我が鬱的映画」

【第4章】 鬱と映画ジャンル
対談 三宅隆太×継田淳「鬱なときには鬱な映画を」
鬱コメディ
恋愛鬱映画
鬱なフィルムノワール
鬱、それでもアクション
戦争後遺症的鬱映画
鬱的サイエンス・フィクション

【第5章】 鬱映画ガイド23選
ラストマンでも大丈夫