source: KUBRICK.blog.jp|スタンリー・キューブリック
ファンにはおなじみ、初公開時のポスター。
●初公開
1968年4月11日~9月18日(シネラマ方式/70mm)
●凱旋興行
1968年3月1日~4月4日(シネラマ方式/70mm)
●リバイバル上映
1978年10月28日~(70mm/35mm)
※1978年から1984年にかけて70mmや35mmで全国の数多くの映画館で上映された
●『2010年』との併映
1985年5月11日~6月27日(35mm)
●新世紀特別版
2001年4月7日~5月18日(35mmの上映で70mmの1:2.2を再現)
●午前十時の映画祭
2010年2月6日~2011年1月21日(35mm)
●新・午前十時の映画祭
2013年4月6日~2014年3月21日(DCPの上映で70mmの1:2.2を再現)
●ライブ・シネマ・コンサート『2001年宇宙の旅』
2015年11月25~26日(DCP?)
●クリストファー・ノーラン監修アン・レストア70mm版
2018年10月6~7日、11~14日(アン・レストア70mm)
以上、ざっくりとしたまとめですが、追加情報としてアメリカではIMAX70mm版が8月24日から1週間限定で上映される予定になっています。この「IMAX70mm版」が、日本で唯一のIMAX70mm上映実績がある「109シネマズ大阪エキスポシティ」でそのまま掛けられるのかどうかは、上映技術に詳しくないのでわかりませんが、可能性はあると思っています。もし情報解禁になるのなら、今回の70mm上映チケット発売日前というパターンも考えられるので、特に関西在住の方は動向に注視しておくことをおすすめします(もし空振りだったらごめんなさい)。
さて、上記の通り『スター・ウォーズ』でSF映画ブームが沸き起こった1978年から1980年代半ばまで、『2001年…』は全国の映画館でリバイバル上映が繰り返されました。当時フィルムは70mmと35mmの2種類があり、70mmの上映施設がある映画館(日比谷スカラ座、新宿プラザ劇場、新宿ミラノ座、渋谷東宝、渋谷パンテオン、テアトル東京、松竹セントラルなど)では70mmで、それ以外は35mmで上映されました。つまり今回の70mm上映はそれ以来ですので、約34年ぶりということです。
そうなると初公開組は70歳前後、リバイバル組でも60歳前後ですので、それより若い世代は70mm初体験という貴重な機会になります。そのためチケット争奪戦は必至かと思われますが、国立映画アーカイブさんには、ぜひとも上映期間の延長をご検討いただきたいですね。