source: KUBRICK.blog.jp|スタンリー・キューブリック
『マイセン幻影』などのジョルジュ・シュルイツァーがメガホンを取ったサスペンス。旅行中に失踪した恋人を捜索し続ける男の行く末が描かれる。『パッション・ベアトリス』などのベルナール・ピエール・ドナデュー、『S&M ある判事とその妻』などのジーン・ベルヴォーツのほかヨハンナ・テア・ステーゲ、グウェン・エックハウスらが出演した。
〈以下略〉
(全文はリンク先へ:シネマトゥデイ/2019年4月4日)
以前この記事でご紹介しましたが、キューブリックが高評価を与えたサイコサスペンス映画の傑作『ザ・バニシング-消失-』(1988年作品・当時日本未公開)の本編映像が公開になったのでご紹介。
「これまで観た映画の中で最も恐ろしい映画だ」とスタンリー・キューブリック監督が震撼-というキャッチコピーもさることながら、失踪するヒロイン、サスキア役はキューブリックが製作準備を進めていた幻の作品『アーリアン・ペーパーズ』の主人公ターニャ役にキャスティングされていたヨハンナ・テア・ステーゲです。この『アーリアン…』での衣装合わせやスクリーンテストの動画も残されていますので、そういった予備知識を入れつつ、このヨハンナのどこにキューブリックは魅力を感じたのかを考えながら鑑賞するというのもキューブリックファンとしてはアリなのかな、と思っています。
4月12日(金)よりシネマート新宿他全国順次公開です。公式サイトはこちら。