2019年11月17日日曜日

【関連記事】キューブリック劇映画処女作『恐怖と欲望』でヒロインを演じたヴァージニア・リースが死去。享年94歳

source: KUBRICK.blog.jp|スタンリー・キューブリック


Virginia Leith

スタンリー・キューブリック処女作のヒロイン、バージニア・リースは94歳で死去した。

 家族のスポークスマン、ジェーン・チャーマーズによると、リースは11月4日にカリフォルニア州パームスプリングスの自宅で病気にかかりすぐに死亡しました。

 1925年10月15日に生まれたリースは、キューブリックと1950年代にルック誌の表紙の撮影の仕事でリースと知り合いました。

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:VARIETY/2019年11月12日




 死亡記事でその俳優の詳細を知る、というのは残念ですが、それもひとつの情報入手の機会なので仕方ありません。以下がヴァージニア・リースに関するソースをまとめたものです。

生誕:1925年10月15日 米国オハイオ州クリーブランド
死去:2019年11月4日 米国カリフォルニア州パームスプリングス
出生名:コラ・バージニア・リース
身長:5フィート6インチ(168cm)
配偶者:ドナルド・ハロン(1960~1968)
家族:ケリー・ハロンとメアリー・ハロンの元継母。

 元モデルのハスキーボイスなブルネットの女優。1950年代初期に20世紀フォックスによって契約、犯罪映画の『恐怖の土曜日』 (1955)で見栄っ張りな役を演じましたが、1956年にフォックスが契約を更新しなかったため、リースのキャリアはすぐに大きな地位を失いました。リースは後に古典的なB級科学SF映画『死なない脳 』(1962年)に出演しました。


 リースが『アメリカン・サイコ』の監督、メアリー・ハロンの義理の母親というのはびっくりですが、メアリー・ハロンの実母は実父ドナルド・ハロンの前の妻、グロリア・フィッシャー(婚姻期間:1949~1960)なので義理の母親として2人が生活を共にしたのは8年間ということになります。

 そのリースが11月4日に94歳で他界、大往生と言ってもいいでしょう。故人のご冥福をお祈りいたします。