2019年11月9日土曜日

【関連動画】『シャイニング』のバスルームの美女ことリア・ベルダムのインタビュー動画

source: KUBRICK.blog.jp|スタンリー・キューブリック




 美容系のお仕事、ボディー・ローションなどの宣伝のためにヌードになることがよくありましたから。それで私の本の裏にヌード写真があり、彼らは私をヌード専門女優と思ったみたいです。

──それでは撮影前にどんなシーンになるか契約前にわかっていたのですか?

 いいえ、全く。ヌードになることは知っていました。問題もありませんでした。よく美容系の仕事のためにヌードになっていましたから。ただ、面白いのは、私はどんなシーンなのか1ミリも知らなかったのです。ジャック・ニコルソンがどんな人かということしか知りませんでした(笑。 スタンリー・キューブリックや他のスタッフのことなども何も知りませんでした。とても新しいことでした。何もわからなかったので、よく「脚本を読ませてくれませんか?」と聞いていたんですよ。そうしたら「君には脚本はいらないよ。ただ〈幽霊〉になってさえくれればいい」と言われました。それでよかったのです(笑。

──バスタブのシーンがこの数十年間の映画の歴史の中で一番恐ろしいシーンだと言われていることについてどう思われますか? オーケー。あとで他のゲストにも聞くことになりますが、ファンとの間で、今までで一番奇妙だったことは?

 一番奇妙だったこと?

──例えば、歩いていたら道でファンが向かってきたことなど。

 すいません、ないんです。フェイスブックで私を気に入ってくれたり、崇拝してくれたりもしています。私は「こんなおばあちゃんなのに。まだ彼らをあの時のように美女だと思っているの?気をつけてね、私は歳をたくさんとっているのよ」と驚いています。それだけで、ファンとの奇妙な経験といのはないですね。




 2019年8月にアメリカ・バージニア州ウィリアムズバーグで開催された「Scares That Care Charity Weekend 6, August 2019」というイベントに、ゲストとして来場した『シャイニング』のバスルームの美女ことリア・ベルダムのインタビュー動画です。

 以前このインタビュー記事で、リアはスイス・チューリッヒ出身のモデルであること、ヌードのポートフォリオを見たキューブリックによって幽霊役に抜擢されたことを語っていました。動画では自身のフェイスブックについて語っていますが、それがこちらです。いつの間にか開設していたんですね。それにしても『シャイニング』から約40年経ったというのに、今でも相変わらずお綺麗ですね。

翻訳協力:Shinさま