source: KUBRICK.blog.jp|スタンリー・キューブリック
なんだか懐かしいテイストの歌謡系ロックバンドという感じですが、大阪はこういう「ダサかっこいい」「二の線よりも三の線」系のミュージシャンを多く輩出している印象があります。YouTubeではイエモンの名前が挙がっていますが、ファンクテイストにすればウルフルズの路線に近いですね。
もちろん『時計じかけのオレたち』というタイトルも彼らなりの「お遊び(照れ隠し)」なんだと思いますし、このMVにもいきなり類似シーンが登場します。管理人も大阪に住んだことがありますが、大阪は「カッコいいことがカッコ悪い」「笑いをとった奴が一番偉い」という独特の文化があります(いや、断言しちゃまずいかもですが。笑)。「世の中に一言言いたいねんけど、はっきり言(ゆ)ったらカッコ悪いやん?だから、ちょっと笑い入れとこ」みたいな、そんなちょっとくすぐったい曲ですね。
東京に対する憧れとコンプレックスと自虐と優越がぐちゃぐちゃな「愛すべき大田舎」大阪。そんな街の出身バンドらしい彼らの今後を注目しておきたいと思います。