source: KUBRICK.blog.jp|スタンリー・キューブリック
解説動画です。おわかりいただけただろうか・・・。
こちらはボーマンだけがニュースパッドを持って通路を歩くシーンの撮影風景。最終的にHALの目と二重露光された。
この複雑極まりないセットと撮影方法は、さすがのキューブリックも理解に苦しんだらしく、トニー・マスターズは監督のオフィスの黒板にスケッチし、午前一時頃になってようやくキューブリックが「どうやらわかったぞ!君が何を言いたいのか、わかった気がする」と言ったそう。
キューブリックは出来上がったこのショットを大いに気に入ったそうですが、キューブリックが理解できなかったものを観客が理解できるはずもなく、このシーンの撮影方法は多くのファンにとって長い間謎のままでした。上記の解説動画を見ればなるほど単純ですが、回転の切り替わりが全くわからないというのは、今観てもやっぱりすごいですね。