source: KUBRICK.blog.jp|スタンリー・キューブリック
2020年5月12日午後9時より、NHK BSプレミアム でオンエアされた「アナザーストーリーズ 運命の分岐点 『“2001年宇宙の旅”未来への扉は開かれた!』ですが、番組の構成上なのか、一部不正確な部分がありましたので、訂正をさせていただきます。
【視点1】
(1)地球外知的生命体を描く試みは映画製作の最終盤まで続けられた(キューブリックが最後までそれにこだわった)
(2)月面のモノリスのシーンは2001年ではなく1999年
(3)キア・デュリアが諳んじたセリフはボーマンのセリフではなく通信管制官のセリフで、そのシーンが繰り返し撮影されるのを見たデュリアが覚えてしまった、というのが事実
(4)カタリーナが語った「映画館から出て行った観客を数えていた」とは試写会での出来事で、一般公開時ではない
(5)カタリーナがスマホで読んだファンレターの全文『親愛なるスタンリー、あなたはこの映画において、私たちにどのように感じ、どのように考えればよいのかということについての説明をしませんでした。あなたは責任を持ってこの映画の製作を担当しました。私の担当は、責任を持ってこの映画の意味を解釈することです』
【視点2】
(6)モノリスの初期はピラミッド型ではなく「正四面体」
(7)アクリル製モノリスのキューブリック評は「ただの透明な板」ではく「完全な透明ではない」(少しグリーンがかった透明だった)
【視点3】
特になし
今回のオンエアを見逃した方は、再放送や見逃し再配信の可能性がありますので、情報がわかり次第Twitterでお知らせいたします。