source: KUBRICK.blog.jp｜スタンリー・キューブリック
『2001年宇宙の旅』に登場したディスカバリー号の内部構造を理解していますでしょうか？ キューブリックは人間が移動できる場所は、ほぼ全てを映像化していますが、もちろん全部を一つのセットとして組んだわけではなく、ブロックごとにバラバラにセットを組みました。それは資料によると以下の通りです。
（１）ポットベイにつながる非常エアロック
（２）ポッドベイ
（３）ポットベイにつながる六角形の通路（倉庫）
（４）遠心機の中心軸の通路
（５）HALのロジックメモリーセンター
（６）操縦席
（７）４、５、６を繋ぐ通路
（８）遠心機
何度も映画を見ていると、これらの位置関係はなんとなく理解できるようになるのですが、この動画のようにウォークスルーで再現すると、それがより明確になりますね。ただ、惜しむらくは遠心機が映像化されていないこと。室内が回転する表現がこのCGアプリケーションでは再現できなかったのかもしれません。それでも、よくできていると思います。