source: KUBRICK.blog.jp|スタンリー・キューブリック
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映画の中には「時代が追いついてなかった」と感じさせる作品があります。公開時にはあまり受け入れられなかったため、興行成績的には大成功していないものの、後々見直され、クラシックになったような映画です。
そこで今回は、Bloody Disgustingがまとめた「時代を先取りしすぎていたホラー映画」をご紹介します。
なお、ある技術のパイオニアである作品と公開当時はそれほど評価されていなかったものの、後にクラシック映画として扱われるようになった作品の2点が選考基準です。
〈中略〉
■『シャイニング』
原作者のスティーヴン・キングがスタンリー・キューブリック監督の本作を嫌っていたというのは有名な話。理由は、大まかな内容は取り入れているものの、ほとんど別作品と言っても過言ではないほど、監督が大幅な変更を加えたためです。
そして公開当時にはキングだけでなく、評論家も好意的ではありませんでした。Varietyは「スティーヴン・キングのベストセラーの恐怖する部分を全部台無しにしている」と書き、監督とウェンディ役のシェリー・デュヴァルに至っては、ラズベリー賞最低監督賞と最低女優賞にノミネートされたほどです。
〈後略〉
(全文はリンク先へ:KOTAKU/2015年9月6日)
チョイスがどれもネタになりやすいメジャーな映画ばかりで新鮮味がないですね。単なる数合わせじゃないの?という作品も。『ジュラシック・パーク』は時代を先取りしすぎて公開当時評価低かったでしたっけ?しかもホラーじゃないし。
『物体X』は公開当時から話題になっていました。記事では『E.T.』を引き合いに出していますが、そうではなくて『エイリアン』が大ヒットし、その流れで製作された作品です。当時を知らない人が書いたとしか思えませんね。
『スターシップ…』はTVでも特集組んだりしてたし、興行的にも成功したのでは?「ダークな風刺映画を見たい気分ではなかった」って何の事を言っているのでしょう。元記事は湾岸戦争の事を言っているみたいですが、そんな影響ありましたっけ?心理的に暗い影響を与えたのは911テロの方が大きいですね。
『ビデオドローム』は後になって評価された作品。当時クローネンバーグは知名度低かったですからね。一部でカルト人気はありましたけど一般には『ザ・フライ』以降です。
『ミスト』がああいう結末になったのは『シックス・センス』以降どんでん返しラストがもてはやされていたからでは?鬱系云々は関係ないですね。ただこの頃には観客もそれに食傷気味で、評価はあまり高くなかったように記憶しています。
なんだか的外れな分析ばかりです。大体「時代を先取り」っていう定義が映像表現なのか技術的な話なのかよくわからないので、ピックアップしている作品にもその理由にも説得力がありません。一体何を言いたいのかよくわからない記事です。
『シャイニング』のラジー賞については以前こちらで記事にしていますので興味のある方はどうぞ。
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