2015年9月25日金曜日

映画『ジュラシック・ワールド』のオマージュを徹底解剖!

source: 映画.net


shiiku

1: casillas ★@\(^o^)/ 2015/09/18(金) 04:06:56.07 ID:???*.net
 スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務める大ヒットシリーズの第4弾『ジュラシック・ワールド』の劇中に隠された『ジュラシック・パーク』へのオマージュの数々が、恐竜展の企画・監修をした経歴を持つ恐竜研究家・恐竜くんの解説付きで公開された。

 中でもファン心をくすぐるのは、ティラノサウルスが1作目と同一個体であるという設定。劇中では明言こそされていないものの、1作目でラプトルにつけられた「首から肩辺りの古傷の痕」が確認できる。

 さらに、パークの責任者であるクレア(ブライス・ダラス・ハワード)の服装の秘密も明らかに。
登場時はパークの創設者ハモンドを彷彿(ほうふつ)とさせる全身真っ白な服装でパークの運営のために行動しているが、
パークや甥たちの危機を実感した中盤以降は、1作目のエリー・サトラー博士と同様にお腹のあたりでトップスを結んで安全を第一に考えて行動するようになる。

服装一つにも意味が込められたオマージュの数々は、何度も観たくなる遊び心が詰まっている。(編集部・吉田唯)

オマージュの詳細は以下。

■冒頭の地響きを立てて現れる小鳥
1作目では主人公のグラント博士が「鳥は恐竜から進化した」と主張するシーンがあり、ラストシーンも島から脱出する際のヘリコプターから鳥を見つめるシーンで幕を閉じる。

■港にたなびく「Welcome to Isla Nublar」ののぼり
本作の舞台イスラ・ヌブラル島は1作目と同じ島。2・3作目の舞台は、恐竜繁殖&研究用の別島イスラ・ソルナ島だった。

■「JURASSIC WORLD」のゲート
木製で両サイドに3本ずつ松明をともしたデザインは、1作目のゲートのイメージそのまま。

■パーク中央に位置するメイン体験施設「イノベーションセンター」
建物内の「ハモンド・クリエーション・ラボ」の前には、
パークの創設者ハモンドの彫像がある。施設内のモニター画面上でDNAについて解説するキャラクターは1作目と同じ「Mr. DNA」。

■劇中の時間の流れが現実の世界とほぼ同じ
『ジュラシック・パーク』(1993年)、『ジュラシック・ワールド』(2015年)
クレアが「20年前は誰もが衝撃を受けた恐竜も、今では当たり前の存在になってしまい、誰も驚かない」と語るくだりは、
「20年前のジュラシック・パーク公開時は誰もが度肝を抜かれたCGも、今やごくありふれたものになってしまった」という現実世界とシンクロする。

■園内のステーキレストランの名前は「Winston’s」
『ジュラシック・パーク』のためにティラノサウルスやラプトルなど、アニマトロニクス恐竜のデザイン及びプロップ制作をした Stan Winston Studio に由来すると思われる。

■パークのオペレーター「ロウリー・クルーザー」
プレミア付きのTシャツをわざわざネットオークションで入手してくるなど、旧ジュラシック・パークへの強い憧れを見せるロウリー。
パークにおける役職は、1作目の“悪役”デニス・ネドリーにあたるポジション。

性格や作中の役どころは大きく異なるものの、机の上が散らかっていたり、飲みかけのドリンクが放置してあったりするところや、同僚に「少しは整理しろ」と注意される点まで同じ。
あまりにゴチャゴチャなロウリーの机を見たクレアが「Chaotic(混沌としている)」と表現しますが、その机の上には、
カオス(Chaos)理論を唱えるイアン・マルコム博士(1・2作目に登場)の著作「God Creates Dinosaurs」が。クレアの助手ザラも映画序盤のモノレールの中で同じ本を読んでいる。

■1作目の遺伝子学者ヘンリー・ウーが出世して再登場
過去シリーズから再登場した唯一のキャラクター。役者もB・D・ウォンが続投。

■ハモンドの精神を引き継ぐ後継者CEOサイモン・マスラニ
ヘリコプター内でハモンドの口癖「Spare no expense (費用を惜しまない、金に糸目をつけない)」をマスラニが引用。
1作目でハモンドは、このフレーズを5回も口にしている。

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