2015年10月21日水曜日

あのタイムマシン「デロリアン」を再現!映画でタイムスリップした2015年10月21日にバイオエタノールで走らせる

source: 映画.net


1: ちゃとら ★ 2015/10/21(水) 17:44:34.82 ID:???*.net
2015年10月21日。
きょうは、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズで、主人公が自動車型のタイムマシン「デロリアン」で未来に着いた日です。
映画の中で「デロリアン」は、ごみを燃料にして動きますが、同じように、ごみを燃料に動く「デロリアン」を再現して走らせるイベントが、きょう夕方、東京で開かれます。

実現させたのは、映画会社でも科学者でもなく、大学生の時に映画を観て未来への夢を描いた日本人の男性の熱い思いでした。

■映画を観て描いた未来への夢
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は、高校生のマーティと親友で科学者のドクが自動車型のタイムマシン「デロリアン」で過去、現在、未来を駆け巡るSF映画です。

シリーズ第1作は、ちょうど30年前の1985年に公開され、世界中で大ヒットしました。
2作目では、マーティが、未来で自分の息子がトラブルに巻き込まれるのを防ぐため30年後の2015年10月21日にタイムスリップします。

この映画と出会って、その後の人生を方向づけられた人がいます。
リサイクルを手がけるベンチャー企業の社長、岩元美智彦さん(51)です。

1作目の公開当時、大学生だった岩元さんが最も衝撃を受けたのが、ドクが、ごみ箱から拾ったバナナの皮やビール缶の飲み残しなどを燃料にしてデロリアンを動かすシーンです。
岩元さんは「ごみで車が動く未来社会」に感動し、ドクの技術を実現させたいという夢を抱きました。

■古着から燃料を
岩元さんは、大学卒業後、繊維の専門商社で働き、回収したペットボトルを衣類に再生する事業に関わります。
そこで、知ったのが、古着の85%が廃棄されていたことでした。
リサイクルを進める方法はないかと、考えついたのが、当時環境に優しい燃料として注目されていたバイオエタノールです。

古着からバイオエタノールを作ることができれば、リサイクルが進むと同時に、大学生のころからの夢「ごみが燃料になる技術」を実現できると考えたのです。

そして、映画と同じ2015年10月21日に、古着から作ったバイオエタノールでデロリアンを動すことを目標に掲げ、8年前に会社を立ち上げました。

岩元さんが、開発に取り組んだのは、古着に含まれる綿からバイオエタノールを生成する技術です。
当時、世界的にほとんど研究されていませんでしたが、試行錯誤のすえ、綿を糖に分解して発酵させることで、車の燃料にも使えるバイオエタノールを生成する技術の確立に成功し、特許も取りました。

つづく

http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2015_1021.html

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