source: ZOMBIE手帖ブログ
もう明日発売ですか。12月2日にリリースされる『デッドライジング ウォッチタワー』のオーディオ・コメンタリーに参加させて頂きました。デザイナー/ライターの高橋ヨシキさんと一緒に、本編の映像に合わせて色々と喋らせて頂いております。
実は僕、映画のもとになったゲームの方はやってないんですよね。一応、事前にWikiとか見て大雑把に予習して行ったんですが、そのあたりのことは実際にゲームもやってたヨシキさんに全面的にお任せしております。僕はまあ、主にゾンビ映画関連のことをコメントしてると思います。
なんせ収録はぶっつけ本番だから、たぶん見当違いなことも一杯言ってると思うんですが、あとから気がついて「あーっ!」となったのがひとつ。ゾンビ・メイクにコンタクトを使い始めた作品はなにか?的な話題になったとき、赤いコンタクトを使った『悪魔の墓場』のタイトルを挙げたんですが、よくよく考えると『吸血ゾンビ』でも白いコンタクトを使ってましたね。ちゃんと調べると、もっと古いのもあるのかもしれない。
あと、コンタクトではないんですけど、70年代のスパニッシュ・ホラー映画では、目の上に作りものの目を貼りつけてゾンビを演じてました。あれはあれで味があって良かった。
ホルヘ・グロウ監督『悪魔の墓場』(73年)の赤いコンタクトを使ったゾンビ。このタイプは『28週後...』シリーズなどの感染系ゾンビに影響を与えてる気もする。
ジョン・ギリング監督『吸血ゾンビ』(66年)の白コンタクト・ゾンビ。こんな感じの白目ゾンビは最近でもよく見かけますね。
フレッド・バーンリー監督『Neither The Sea Nor The Sand』(72年)の黒目がちゾンビ。黒目ゾンビはこの作品が最初のような気がするが、確信はないです。
カルロス・アウレ監督『ザ・ゾンビ/黒騎士のえじき』(73年)は、目の上にフェイクの目を貼りつけたタイプ。この時期のスパニッシュ・ホラーは大抵これ。『悪魔の墓場』はイタリアのスタッフが参加してたからコンタクトを使ったんでしょう、たぶん。