source: KUBRICK.blog.jp|スタンリー・キューブリック
現在、ニューヨークの映像博物館(Museum of the Moving Image)で開催中の『エンビジョニング2001』(Envisioning 2001: Stanley Kubrick's Space Odyssey)の展示を紹介した動画がありましたのでご紹介。
詳細はともかく、展示の雰囲気はよくわかります。宇宙船のモデルや無重力トイレの注意書きはレプリカでしょう。猿人、宇宙服やヘルメット、HALは製作当時の衣装やプロップです。ハミルトンの腕時計やアルネ・ヤコブセンのカトラリーは、一般流通した商品だと思います(詳細不明)。「赤かピンクか論争」で「ピンク」と判定されたジンチェアは、カバーがピンク(マゼンタ)に変更されたようです。ハーディ・エイミスがデザインした「未来の服」のデザイン画が充実しています。
図面やメモなどの紙資料は拡大コピーして展示という方法を採っていますが、実物を見たかった方には不満がある展示方法かも知れません。ただ、照明を当てて展示するという方法は紙の劣化を促してしまいますので、このあたりの判断は難しいところ。
開催は7月19日まで。公式ホームページはこちらです。