source: KUBRICK.blog.jp|スタンリー・キューブリック
画像引用:IMDb - The Shining
スティーブン・キング(Stephen King)の作品の3分の1は、映画やテレビドラマになっている。
代表的なホラー作家であるキングの作品は、『キャリー』、『IT』、『シャイニング』といった古典的名作だけでなく、『ショーシャンクの空に』のようなドラマ作品も映画化されている。
Box Office Mojoによる、キングの作品を原作とした映画の全世界興行収入ランキングは以下の通り(インフレなど貨幣価値の変動は考慮していない)。
〈以下略〉
(全文はリンク先へ:BUSINESS INSIDER/2020年10月24日)
『シャイニング』は14位ですね。他の作品と順位はリンク先でどうぞ。興行収入で比較するのはなかなか難しいものがあるのですが、まあ妥当な作品が妥当な順位で並んでいるような気がします。
記事では貨幣価値の変動は考慮しないとの但し書きがありますが、公開規模も過去と現代では大きな開きがあります。1980年代くらいまで世界公開といっても先進国が中心でした。しかし1990年代以降は新興国や発展途上国にもマーケットが広がっています。ですので、当然公開規模が違えば大きく興収も違っていて、近年の作品になればなるほど有利な状況となっています。『IT』のワンツーはそういう状況も大きく反映しているように思います。
ちなみにキューブリック作品で最高の興収を上げたのは『アイズ ワイド シャット』です。1999年の作品ですから、過去のキューブリック作品と公開規模が全く違いました。お隣韓国では本作がキューブリック作品初のロードーショー公開作になります。日本では無断でカットし、短編映画扱いとはいえ『非情の罠』が初公開作ですから、キューブリックファン的には恵まれているんですね。でも『スタンリー・キューブリック展』ではお隣に先を越されるってどうなのよ・・・(詳細はこちら)とは思わなくもないですが。
記事に戻ると、懐かしいのがシュワちゃんの『バトルランナー』。管理人は公開時に観ています。同じシュワちゃんの『トータル・リコール』と似た匂いのキワモノ映画なんですが、こちらは今となっては全く語られることがありません。キワモノ好きならクルものがあるので、機会があればぜひどうぞ。