source: 映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
(ショートバージョン)
2014年4月に開催された第30回トライアスロン宮古島大会に密着したドキュメンタリー。スターターを務めるのは安倍総理大臣の妻・安倍昭恵さん。
日本国内で開催されるトライアスロン大会の中でも、とりわけ過酷と言われる宮古島大会にスポットを当てたドキュメンタリー「宮古島トライアスロン」。4/19に第31回の大会が行われたことも記憶に新しいが、本作は2014年の第30回大会を追ったものだ。水泳3キロ、バイク155キロ、ラン42.195キロと、全長約200キロを走破しなければならない、トライアスロン宮古島大会がいかに過酷かは、十分に伝わるが、参加者それぞれの思いや、何を求めて大会に参加するのか、などのインタビューが興味深い。日本で唯一のトライアスロン雑誌の女性編集長、宮古島に住み毎年参加している整体師の夫婦らが、レースに参加する。印象的なのは、優勝や順位を競うというより、レースは自分との戦いであると皆が主張する点だ。トライアスリートがレースを旅に例えるのも納得できる。レースの模様と共に、宮古島の美しい風景が心に残る。
2014年4月に開催された第30回トライアスロン宮古島大会に密着したドキュメンタリー。スターターを務めるのは安倍総理大臣の妻・安倍昭恵さん。
日本国内で開催されるトライアスロン大会の中でも、とりわけ過酷と言われる宮古島大会にスポットを当てたドキュメンタリー「宮古島トライアスロン」。4/19に第31回の大会が行われたことも記憶に新しいが、本作は2014年の第30回大会を追ったものだ。水泳3キロ、バイク155キロ、ラン42.195キロと、全長約200キロを走破しなければならない、トライアスロン宮古島大会がいかに過酷かは、十分に伝わるが、参加者それぞれの思いや、何を求めて大会に参加するのか、などのインタビューが興味深い。日本で唯一のトライアスロン雑誌の女性編集長、宮古島に住み毎年参加している整体師の夫婦らが、レースに参加する。印象的なのは、優勝や順位を競うというより、レースは自分との戦いであると皆が主張する点だ。トライアスリートがレースを旅に例えるのも納得できる。レースの模様と共に、宮古島の美しい風景が心に残る。
【60点】
(原題「宮古島トライアスロン」)
(日本/すずきじゅんいち、高野裕規監督/角田尚子、石井麻実、石川智紀、他)
・宮古島トライアスロン@ぴあ映画生活