source: KUBRICK.blog.jp|スタンリー・キューブリック
※『2001年…』の銀表紙パンフ。
名作とされる外国映画のパンフレットを集めた展示会が、香川県丸亀市の中津万象園・丸亀美術館で開かれている。1950~90年代の米国映画を中心に、劇中のせりふや作品解説を交えて紹介。幅広いジャンルの約300点がずらりと並び、来場者を“映画の旅”へといざなう。6月28日まで。
(以下リンク先へ:四国新聞社/2015年5月21日)
映画のパンフは一時期よりかなり入手がしやすくなった印象があります。それもこれもヤフオク!のおかげでしょうね。そのせいか一部のレア物を除いては値崩れが激しく、『2001年…』の初版パンフ(銀表紙)なんかは2万円をくだらなかったのに、現在は数千円程度(状態による)で取引されています。
キューブリック作品でレアなのは『現金…』(オリジナル版)『突撃』『ロリータ』『博士…』あたりでしょうか(『非情…』は短編映画枠で輸入・上映されたのでパンフは存在しないと思われる)。『現金…』は復刻版を所有していますが、オリジナルは見たことがありません。『突撃』『ロリータ』は神保町で実物を見かけたことがあります。『博士…』は実物を見たことがないですが、ここにオークションでの落札価格があって、なんと10万円・・・。『ロリータ』の状態が良いもので確か4万円でしたので、キューブリック作品で一番レアなのは『博士…』と言えるでしょう。当時、東京オリンピックと上映時期が重なって記録的な不入りだったそうなので、現存数がかなり少ないだろうと推察できます。
コレクターなら全作品コンプリート(リバイバル時も含む)して所有している方も少なからずいらっしゃるかと思います。残念ながら管理人はコンプリートしておりません。映画パンフって意外と情報量が少ないんですよね。なのであまり高額なものには二の足を踏んでしまっています。まあでもいつかはコンプリートしたいですね。
記事の展示会が開催されている丸亀美術館のサイトはこちら。展示会のPDFはこちら。