source: KUBRICK.blog.jp|スタンリー・キューブリック
※ソ連の持つ「皆殺し兵器(ドゥームズデイ・マシン)」の存在の発覚から、その実在をストレンジラブ博士が保障するまでの一連のシークエンス。
〈前略〉
汚い爆弾は、広範囲の地域の放射能汚染を目的とした理論上の核兵器で、1950年に物理学者のレオ・シラード(Leo Szilard)によって提唱されたものとなる。レオ・シラードは、放射性同位体のコバルト(Cobalt)を核兵器に使用することで、核爆発によって生じた核物質によって生じた放射線汚染を長期間に渡って持続させることが可能であるとし、一旦、核戦争が生じた場合、放射能汚染が半永久的に収束せず、地球を人間の生存の適さない環境に変貌させてしまう究極の最終兵器を誕生させることが可能であることを示した。
この兵器の理論的枠組みは「地球最後の兵器(Doomsday device)」として、1964年にはスタンリー・キューブリックが映画「博士の異常な愛情」の中で取り上げたことで一躍有名となった。
地球最後の兵器は、誰かが核のバランスを打ち崩して核攻撃を仕掛けると、地球そのものが破滅するという自動メカニズムを提供することで、地球の平和を維持しようとする考え方に基づくものとなる。
しかし、これまで米露を始めとするどの国も、放射能汚染だけを目的とした汚い爆弾を開発したことはなかった。
資料では、この核魚雷の最初の発射試験は2019~2020年に可能になるとしている。
(全文はリンク先で:ビジネス・ニュース/2014年11月12日)
なんとも物騒なニュースが引っかかってきました。『博士…』でデ・サデスキーソ連大使の台詞「コバルト・ソリウムGを知らないな」が聞こえてきそうな話題です。しかしこのニュース、発覚の仕方があまりにも間が抜け過ぎていて、どこまで本気にしていいのかちょっと悩みます。でも、もしかしてこれがサデスキーの言う「首相は人を驚かせるのが趣味ですからな」なんでしょうか? だとしたら早く炭鉱を探して男1人に対して女10人を交配しないと!