source: KUBRICK.blog.jp|スタンリー・キューブリック
〈前略〉
性と暴力描写が激しいことで知られる「時計じかけのオレンジ」は、スタンリー・キューブリック監督の傑作の1つ。実は、これはMPAAや他国の判断ではなく、監督自らが上映禁止にした数少ない作品なのです。
公開後、アレックス率いる「ドリーグ」の模倣犯が何組も出現し、キューブリック監督はイギリス国内の上映を全て禁止にしました。彼は暴力的なアートが人々を犯罪に走らせているのではないと主張していましたが、殺人予告が送りつけられた上に、家の外で抗議デモが行われたために上映禁止の決断をしたのです。
なお、イギリスでは1972年から監督が亡くなる1999年まで公開されることはありませんでした。
〈以下略〉
(全文はリンク先へ:GIZMODE/2016年6月13日)
ソースは上記の動画のようですが・・・うーん、間違ってます。「ドリーグ」ではなく「ドルーグ」、上映差し止めは1972年ではなく1974年です(プレミア公開が1971年末、一般公開が1972年)。よく「キューブリックによってすぐ上映が差し止められた」と書かれますが事実はそうでなく、全英での上映期間は約2年。今なら立派なロングランですね。
ところで引用記事のカテゴリーNSFW(職場閲覧注意)ですが、この「NSFW」ってなんだろう?と思ったら「職場閲覧不適切(Not suitable for work)または職場危険(Not safe for work)の略称」だそうです。まあ『時計…』はNSFWどころか「NSFH(Not safe for home)ですけどね(笑。