2016年7月8日金曜日

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source: KUBRICK.blog.jp|スタンリー・キューブリック


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 映画『2001年宇宙の旅』などで知られる巨匠スタンリー・キューブリック監督がアメリカ政府と共謀し、アポロ11号の月面着陸をねつ造したとする都市伝説を、娘のヴィヴィアン・キューブリックがTwitterで否定した。

〈中略〉

 『フルメタル・ジャケット』では音楽を担当するなど、普段の顔だけでなく、仕事場での父親の姿もよく知る彼女は「これまでにもたくさんの陰謀があって、今も起きていると思うけど、月面着陸はウソでわたしの父が撮影した? これだけは理解できない!!」「父の作品がその証拠よ」「わたしの父がアメリカ政府と共謀してウソの月面着陸を撮影した、これは明らかにグロテスクなウソ」と断言している。

(全文はリンク先へ:シネマトゥデイ/2016年7月7日




 これがそのツイートですか、サイエントロジストでアレックス・ジョーンズの支持者であるヴィヴィアンらしいのが「これまでにもたくさんの陰謀があって、今も起きていると思うけど」の部分。キューブリックの月面着陸撮影は「グロテスクな嘘」でも、911テロはアメリカ政府の陰謀だと言いたげですね。ヴィヴィアンに月面着陸捏造の質問が多いのは、自身が911テロ政府陰謀説の支持者なのでそれとの整合性を訊ねる意図もありそうですが、本人はこのことにどこまで気づいているのでしょうか?月面着陸陰謀論者も、911テロ陰謀論者も、反捕鯨も、反戦も、反核も根っこは一つ。「単なる金儲けの手段、メシの種」です。その広告塔にいいように利用されていると分かっていない時点でお寒い限り。月面着陸捏造が嘘と思うなら、そのほかの嘘にも気付かないと。

 ヴィヴィアンが何を言ったところで現在のキューブリックに関するオフィシャルな活動に一切関わっていない(関わらせてもらえない)のはそれが原因です。ファンは憂慮しています。一刻も早く目覚めてもらって、作りかけで投げ出してしまった『フルメタル…』のドキュメンタリーを完成させてほしいものです。