source: ひたすら映画を観まくる日記アルティメット・エディション
■あらすじ『紀元前3600年。人類史上初のミュータントである“アポカリプス”は、4人の従者“黙示録の四騎士”を従え、その圧倒的なパワーで神として世界に君臨していた。ところが、新たな肉体へ転移している最中反乱に遭い、崩壊したピラミッドとともに封印されてしまう。そして西暦1983年、プロフェッサーXは“恵まれし子らの学園”で若きミュータントの教育に尽力し、マグニートーは身を隠して妻子とともに静かに暮らしていた。そんな中、長き眠りから目覚めたアポカリプスは、堕落した人類への怒りを募らせ世界の再構築を決意し、新たな“黙示録の四騎士”の選抜に乗り出す。やがて、ある悲劇に見舞われ人類に絶望したマグニートーが最後の一人として四騎士に加わった。そんなアポカリプスの恐るべき野望を阻止すべく、若きX-MENのパワーを結集してプロフェッサーXが立ち向かう…。X-MENの誕生を描いた”新トリロジー”の最終章となるSFアクション超大作!』
全米ではすでに5月から公開されている『X-MEN:アポカリプス』ですが、どうもいまいち良い評判が聞こえて来ません。初登場の週末で興行収入6500万ドルという成績は決して悪くはないものの、スピンオフ作品の『デッドプール』が初週末で1億3000万ドル以上を稼ぎ出しているのに比べると、どうしても見劣りしてしまうわけで…。
それに加えて米大手映画サイト「ロッテントマト」における本作の評価は、批評家の支持率が48%、一般視聴者の支持率が74%と厳しい評価を受けています。特にプロの批評家たちの不支持が過半数を上回っているという事態は看過できないでしょう。
そんな逆風の中、ようやく日本でも『X-MEN:アポカリプス』が公開されたんですけど、初登場第6位という微妙な結果に…。まあ、『シン・ゴジラ』とか『ファインディング・ドリー』とか『ジャングル・ブック』とか、夏休み興行の強敵がひしめく中で、アメコミ映画は分が悪かったのかもしれません。
それに、元々このシリーズって日本ではウケが良くないらしく、前作の『フューチャー&パスト』も最終的に10億円ちょっとしか稼げてないんですよ。なので、「う~ん、どうだろう?」とか思いながら観に行ったわけですが、「色々批判されてる理由も分かる気がする」って感じでしたねえ(^_^;)
なお、本日のレビューは、予告編に映っているネタバレっぽい場面も含めて記事を書いているので、「本編を観るまでは予告編も見ない」というネタバレ厳禁主義の人はご注意ください。
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