source: 映画.net
「漫画アクション」に連載されたこうの史代の代表作をアニメ化した「この世界の片隅に」(片渕須直監督)の評判が広がっている。
広島で育ったノンビリ屋の女性、すず(声・のん)が軍港のある呉の一家に嫁いで奮闘する戦時中の家族ドラマだ。
「はだしのゲン」や「火垂るの墓」のように目を覆う悲惨な場面や意地悪な親戚が登場して陰鬱な気持ちになる映画とはアプローチが異なる。
忍び寄る戦争への不安を過剰に描くことはせず、食糧事情へのグチや性格がキツめの小姑に困惑することはあっても、冗談を言って笑いとばす。
他愛ない夫婦げんかもする。
平常心を保とうとする健気な家族が細かく深く描かれていく。
(中略)
あることをきっかけに、天真爛漫だったすずの顔から精気が抜ける。
そして終戦後、再び笑顔を取り戻すきっかけをつかむラストシーンに圧倒され、悲しみだけじゃない涙が出た。
どこまでも“日常の尊さ”を描くことで、無言のまま戦争の意味を考えさせられる。
ほんわかとしたヒロインの雰囲気を忠実に演じたのんの演技力は高い。
連続テレビ小説「あまちゃん」の舌っ足らずさや、事務所騒動によるブランクを完全に払拭。
ベテラン声優陣に伍して気を吐く“最優秀女優賞”級の演技だ。
(中本裕己)
※全文はソースにてご確認ください。
ZAKZAK:
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20161121/enn1611211700003-n1.htm
スレッドURL:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1479726444/
迷子になって首をかしげてるのがカワイイ
アニヲタによると隠れ萌え要素が多いらしい
すみさんと径子さも人気
ただ、映画は近くで上映されていないから残念です
配給元が弱いので、隙間を縫って公開館が増えてる状態。
近くに来たらぜひ見てくれ。
つーか遠くても見に行け。
作品全体がいい、名作
錫とか金属の性質が人物の性質に合わされてるのは驚いたわ。
気がついて見てみると面白い
今週発売のキネマ旬報12月号で
この世界の片隅に
批評家全員オール5の満点評価とか初めてみたぞ
ぼーっとしたキャラとのんのほわぁーっとした声がシンクロ率120%超えてる
すごいねこの娘
演じると完全にそのキャラが現実にいるかのように存在させてしまう
あまちゃんもホットロードも片隅も
BD発売されたら欲しくなる映画だった
この映画の衝撃は観ないとわからない
起承転結のストーリーになれてしまった人には物足りないかもしれないが
あれはあえて訓練どおりにかしこまって言っているだけだと思う
のんちゃんに限らず吹き替えはみんな本当によかったよ
観に行ってよかった
音がすごかったね
本当に映画館が揺れているのかと錯覚するほどの迫力だった
劇場まで足を運んだ甲斐があったわ
まず、物理的にのんの出演シーンがナレーション含め殆どであること
次に、のんの役へのアプローチが一般的な声優のように自分のキャラを消して役に合わせた声を作るのでなく、自分のまんまの声でやっているから、観客はのんの声を意識せざるを得ないこと
なのに、のんのまんまですずさんと渾然一体となっている奇跡
映画の基調トーンをのんの声が支えているにとどまらず、途中からのんの声がそのまま映画のトーンになっている奇跡
これを目の当たりにすると、この映画について語るとき、のんの演技に触れないわけにはいかなくなるは当然だと思えてくる
相手を威圧する迫力があるわけじゃない。
さりとてかわいい萌えな声が出るわけじゃないしセクシーな妖艶さもあるわけじゃない。
素朴で田舎めいた娘の声が出るだけだ。
しかしそれがこの世界の片隅にのすずにぴったりだ。
能年をイメージしてすずのキャラを作ったわけでもないだろう。
しかしこの作品の喜怒哀楽をのんの声がすずとして現していく。
映画を観終わった人はすず=のんの声として心に焼きつくだろう。
のんにオファーを出した監督とそれに応えたのんの努力の賜物である。
ただ、能年(のん)の未来にどれだけ役立つのかは、不明です
のんはタモリとのトークで不思議ちゃんレッテル貼られたことで、損してる
ただ、不思議ちゃんなのにカリスマになった斉藤由貴や、不思議ちゃん声優の金田朋子は芸域広げてるのと比べて、彼女のフシギちゃんぶりはなぜか、
ひたすらマイナス方向で評価されたんだよね。そこが不当というか不思議
事務所が変わって一時期は完全に地下に潜る活動になるかとも思われたしな。
しかし人のつながりって本当に大切で片淵監督がのんを救ってくれたとも言える。
能年があまちゃんで多くの人に感銘を与えたことが巡り巡ってこの仕事につながったんだろうけどね。
ある意味受ける要素をあそこまでてんこ盛りにしなくても
面白い映画は作れるのだなという意味では確かに対比を感じたわ
君の名は。がUSJの超人気アトラクションに乗ってる時の楽しさだとすれば
片隅は大好きな人と近所の公演に咲く桜の下でお花見をするような楽しさ