2016年12月10日土曜日

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source: KUBRICK.blog.jp|スタンリー・キューブリック




Kirk Douglas on Stanley Kubrick: ‘He Was a Bastard’ But Immensely Talented

(全文はリンク先へ:VARIETY/2016年12月8日




 米バラエティ誌のウェブサイトの記事に、12月9日で100歳を迎えたカーク・ダグラスに関する記事がありましたのでご紹介。

 キューブリックが例の「私がスパルタカスだ!」のシークエンスを嫌っていたのに、撮ることを強要したエピソードなどファンにはおなじみの話ですが、そもそもキューブリックはこの『スパルタカス』では雇われ監督の立場でした。キューブリックが本作に参加したのは撮影が始まった後、キャスティングも脚本もスタッフも決定した後で、現場はダグラスの個人プロダクションが牛耳っていました。

 ファンには当たり前の、よく知られた話ですが、「『スパルタカス』に赤狩りで干されていたカーク・ダグラスを起用したスタンリー・キューブリックに並ぶ英断である」などとトンデモツイートする人もいて、浅はかな知識で知ったかぶりするツイッター民にはほとほと困っています。昨今のキュレーションサイトの問題もそうですが、実は一番信頼性が低いネットメディアはツイッターだと思います。アクセス欲しさの刺激的なツイートほど鵜呑みにせずに、常にウラを取るようにしたいですね。