2017年11月4日土曜日

『ブレードランナー2049』を観て来ました!

source: ひたすら映画を観まくる日記アルティメット・エディション


ブレードランナー2049

■あらすじ『荒廃が進む2049年の地球。危険な人造人間レプリカントを取り締まる捜査官“ブレードランナー”が活動を続けていた。LA市警のブレードランナー“K”は、ある捜査の過程でレプリカントを巡る重大な秘密を知ってしまう。一方、レプリカント開発に力を注ぐウォレス社もその秘密に関心を持ち、Kの行動を監視。捜査を進める中で次第に自らの記憶の謎と向き合っていくK。やがて、かつて優秀なブレードランナーとして活躍し、忽然と姿を消した伝説の男デッカードに辿り着く。果たして彼らの運命は…。巨匠リドリー・スコット監督によるSF映画の金字塔「ブレードランナー」の35年ぶりの続編となるSF超大作!』



『ブレードランナー2049』を観て来ました。僕自身は前作の『ブレードランナー』の大ファンなので、公開前から非常に気になってはいたんですよ。ただ…

名作SFとして名高い『ブレードランナー』の続編を、『ボーダーライン』や『メッセージ』などで観客を驚かせたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が手掛けると聞いて、「おお、凄い!」と思いつつ「大丈夫かな…」という不安があったことは否めません。

さらに、先行して公開されたアメリカでは初週にわずか3000万ドル程度しか稼げず、1億5500万ドル(約175億円)の巨額な製作費を投じて作られた超大作映画にしては「期待はずれ」という声も上がっていました(米メディアは「大コケ」と酷評)。う~む、これは…

しかし、映画を観た人の反応は悪くないようで、ロッテントマトの支持率は88%を獲得し、評論家たちも「素晴らしい続編」「SF映画の新たな傑作だ!」などと絶賛している人も少なくない様子。え~?いったい、面白いのか、面白くないのか、どっちなんだ?

そんなモヤモヤした気分の中、ついに日本でも上映が始まった『ブレードランナー2049』は、全国593スクリーンで公開され、土日2日間で動員14万9947人、興収2億2649万3800円を記録し、初登場2位を獲得しました。

これは最終的に15億円超えが期待できる好スタートで、前作の『ブレードランナー』(1982年)の「あまりにも不評で数週間で打ち切られた状況」に比べると、極めて良好と言えるんじゃないでしょうか。というわけで、ざっくり所感を書いてみますよ。

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