source: KUBRICK.blog.jp|スタンリー・キューブリック
「スタンリー・カブリック」の表記が時代を感じさせる『2001年宇宙の旅』の初公開時のポスター。よく見ると下の脚本の表記は「スタンリイ・カブリック」になっています。なんていい加減な(笑。
〈前略〉
シリーズ「ポスターでみる映画史」の第3回となる本展は、フィルムセンターのコレクションを中心に、傍流からやがてメインストリームの地位を得たこの壮大なジャンルを取り上げる展覧会だ。『メトロポリス』や『キング・コング』といった古典作品、1954年の『ゴジラ』第1作以来、特撮技術の粋をつぎ込み、海外にも熱狂的なファンを生んだ日本の怪獣映画、1960年代以降のスタンリー・キューブリック監督ら新世代の台頭、全世界を席巻した「スター・ウォーズ」シリーズ以降のSF映画の黄金期など、このジャンルの豊かな系譜をたどる。壮大なポスターデザインに込められたイマジネーションの飛躍をお楽しみいただきたい。
会場:東京国立近代美術館フィルムセンター 展示室(7階)
会期:2018年1月4日(木)-3月25日(日)
開室時間:11:00am-6:30pm(入室は6:00pmまで)
休室日:月曜日は休室です
観覧料:一般250円(200円)/大学生130円(60円)/シニア・高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、MOMATパスポートをお持ちの方、キャンパスメンバーズは無料
※料金は常設の「日本映画の歴史」の入場料を含みます。
※( )内は20名以上の団体料金です。
※学生、シニア(65歳以上)、障害者、キャンパスメンバーズの方はそれぞれ入室の際、証明できるものをご提示ください。
※フィルムセンターの上映企画をご覧になった方は当日に限り、半券のご提示により団体料金が適用されます。
主催:東京国立近代美術館フィルムセンター
(全文はリンク先へ:デザイン情報サイト[JDN]/2017年12月11日)
手書きフォントの味が満載のこの時代のポスターは観ているだけでワクワクしますね。『2001年…』のポスターに関しては昔、神保町の古書店で実物を飾ってあったのを見た記憶がありますが、それ以外のポスターにも興味あります。特にキューブリックが『2001年…』の制作を開始する以前に観たと言われている『宇宙人東京に現る』のポスターはなかなかレトロなインパクトがあって面白いですね。
『スター・ウォーズ』以降の近作のポスターにはあまり惹かれませんが、時を同じくしてその『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』の国際版キービジュアルを担当した生賴範義(おおらいのりよし)氏の展覧会が、2018年1月6日より上野の森美術館で開催されます。キューブリックとは直接関係ありませんが、昭和のSFやアニメにかぶれた人にとって、氏のイラストは強烈な印象を残しているはず。こちらも併せて是非どうぞ。
「ポスターでみる映画史」の公式サイトはこちら。「生賴範義展」の公式サイトはこちら。