source: 映画.net
84席のレイトショーから始まった公開は、全国150館に拡大。
異例ずくめのヒットの裏側には何があったのでしょうか。
ライターの稲田豊史さんは「『この世界の片隅に』と同じく、観客に製作者の熱意が伝わる仕掛けがあった」と分析します――。
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本作は製作費300万円のインディーズ作品です。
役者は全員ほぼ無名、監督の上田慎一郎さんにとっても初の劇場用長編映画で、製作母体は監督・俳優養成スクールである「ENBUゼミナール」です。
『カメラを止めるな!』の導入は「山奥の廃墟でゾンビものの自主映画を撮影している撮影隊に、本物のゾンビが襲いかかる」というもの。
どこかで聞いたことのある設定ではありますが、その後の展開は意外性に富んでいます。
緻密に考え尽くされた脚本や、端役のひとりに至るまで丁寧に描き込まれた登場人物、ラストに訪れる驚愕のカタルシスは、多くの鑑賞者の胸を打ちました。
本作の初お目見えは2017年11月。
劇場は新宿にある84席のミニシアター「K’s cinema」で、公開は6日間限定。すべてレイトショーでした。
ところが、公開されるやまたたく間に観客の絶賛を集め、チケットは連日完売。
ここから一般公開を望む声があがり、2018年6月23日から同館と池袋シネマ・ロサの2館での上映が決定しました。
一般公開後も快進撃が続きました。
劇場では満席が続いたほか、指原莉乃さん、斎藤工さん、生田斗真さん、伊集院光さんといった著名人が絶賛。
口コミが広がり、7月23日からはシネコン最大手のTOHOシネマズを含む全国40館での上映がスタートしました。
その結果、公開7週目にして観客動員数ベスト10にランク入りしたわけです。
勢いはまだ止まっていません。公開館数は増え続けており、先ごろ全国150館での公開も決定しました。
映画業界では「公開館数は初日が一番多く、その後はどんどん減っていく」というのが普通なので、異例ずくめの事態です。
制作費300万『カメ止め』が愛されるワケ
https://news.biglobe.ne.jp/economy/0811/pre_180811_4491063440.html
スレッドURL:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/news/1533986918/
演技力より集客力でアイドルとか使う方が儲かるって理屈もナンセンスだと証明した
予算が少なくったって有名人がいなくたって知恵と工夫で面白いものをちゃんと面白く作ればいいだけ
37分ワンカットなので地上波放映不可能
なかなか難解そうですね
DVDになったのを1人で見るより映画館で見るべき映画だな
まあ、そうだね
知らない人たちと同じ体験をする幸せや楽しさを味わえる映画やな
自然に笑いが漏れてた
珍しいんじゃいか今どきそういう映画