source: KUBRICK.blog.jp|スタンリー・キューブリック
映画のディスカバリー号のシーンと見間違うばかりのプロップ完全再現モデルの完成度。詳細は海洋堂のディスカバリー号特設ページへ。
スタンリー・キューブリック監督のSF映画「2001年宇宙の旅」は1968年に公開され、今でも多くの映画ファンから高い評価を受けています。そんな2001年宇宙の旅に登場した宇宙船「ディスカバリー号」は、撮影用の小道具(プロップ)として54フィート(約16.5m)の模型を作って撮影を行いました。そんな撮影用プロップを海洋堂が再現した、「Discovery 1/10スケール 54フィートプロップ完全再現モデル」がワンダーフェスティバル 2019[冬]に登場しました。大勢のクリエイターが集合して1年以上の歳月をかけて制作され、ハイクオリティな再現モデルとなっているだけあって、価格は100万を優に超えています。
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(全文はリンク先へ:Gigazine/2018年2月10日)
たびたび話題になっている海洋堂のディスカバリー号プロップ完全再現モデルですが、記事中に登場している「最も信頼性の高い図面」が掲載されたフレデリック・オードウェイによる『2001 The Lost Science』は以下の動画でその内容が確認できます。
書籍『2001:キューブリック、クラーク』でも言及がありましたが、ディスカバリー号の完全な設計図は存在せず、キューブリックの追加要求が出るたびにその都度プラモデルの部品などでディテールを加えていったそうです。結局は映画に登場しているものが全てで、それの完全再現ということなので、これはもう『スタンリー・キューブリック展』に展示すべきレベルと言っていいと思います。
塗装済ハンドメイド完成品は予価で130万円(税別)の完全受注生産となっていますが、現在は受注を一旦停止中。二次受注調整中だそうです。詳細は海洋堂のディスカバリー号特設ページへどうぞ。