source: KUBRICK.blog.jp|スタンリー・キューブリック
引用元:Raddit/stephenking/A letter sent from the Timberline Lodge (Overlook Hotel) to Stanley Kubrick, explaining why Room 217 was changed to 237 in the film.
・・・すでに217号室を見たいとおっしゃる何人かの観光客がいらっしゃいます。映画が公開され、地元で知られるようになると「バスタブの女性」の肥大化した死体に襲われると観光客が恐れてしまう可能性があります。可能であれば「217」を237、247、または257に変更してください。どれもティンバーライン・ロッジには存在しません。
キューブリックファンにはおなじみですが、映画『シャイニング』の舞台であるオーバールック・ホテルの外観として使用されたティンバーライン・ロッジが「宿泊客が怖がって泊まりたがらなくなるので、幽霊が出る部屋を217号室から存在しない237号室に変更して欲しい」と依頼したというエピソードを裏付ける、ティンバーライン・ロッジからキューブリックに宛てた手紙が発見され、現在ロンドンで開催中の『スタンリー・キューブリック展』に展示されているそうです。227号室がないところを見ると、それは存在したんでしょう。結局キューブリックは原作の217号室を237号室に変更することにしましたが、その旨を手紙に書き込んでいます。
そして以下が現在のティンバーライン・ロッジ側の公式コメント。
「宿泊客が217号室に泊まるのを怖がるかもしれないので、キューブリックに217号室を描かないように依頼、存在しない237号室に置き換えました。ですが奇妙なことに、そして多少皮肉なことに217号室はロッジの他のどの部屋よりも頻繁にリクエストされています」
(引用元:ティンバーライン・ロッジ公式サイト/ヒストリーページ)
確かに「皮肉」な話ですね(笑。