2020年3月1日日曜日

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source: KUBRICK.blog.jp|スタンリー・キューブリック


theshining1997
TVドラマ版『シャイニング』に登場したバーテンダーのロイドと支配人ダーウェント。いかにも舞台映えしそうなメイクです。(画像引用:IMDb - The Shining(1997))

 スティーブン・キングによるホラー小説『シャイニング』が、舞台化されることが明らかになった。

 制作指揮を任されたのは、ベルギー出身の著名な芸術監督であるイヴォ・ヴァン・ホーヴェ。

 ホーヴェは、2014年にパリ・オデオン座で上演したアーサー・ミラー作『橋からの眺め』で、ローレンス・オリヴィエ賞・最優秀演出賞を受賞。続いて16年に演出を手掛けた、同ミラー作『るつぼ』では、トニー賞再演演劇作品賞を受賞するなど、話題作を次々と送り出したヒットメーカーとして知られている。

 ロンドンで上演される予定の舞台版『シャイニング』は、スタンリー・キューブリック監督が手がけた、かの有名な映画版ではなく、キングの原作小説に基づいた内容になるという。

〈以下略〉

(全文はリンク先へ:フィガロジャポン/2020年2月29日




 『シャイニング』は舞台のほとんどがホテル内で、しかも主要登場人物が少ないことから、舞台化に向いている作品だと以前から思っていたのですが、ついにロンドンで舞台化されるそうです。ただしキューブリックの映画版ではなくスティーブン・キングの小説版。基本的には会話劇である小説版『シャイニング』がベースなら問題なく舞台化できるでしょう。とはいえ昨年公開された『ドクター・スリープ』のように、そこかしこにキューブリック版の要素(三輪車とか双子の少女とか斧とか)を取り入れて客寄せに利用すると思います。その「割合」にも興味がありますね。

 小説版とキューブリックの映画版との違いは以前こちらで記事にしていますので参考にどうぞ。恐怖演出がどうなるかも興味津々ですが、そのうちPVなどが発表になるでしょうから、その時また記事にしたいと思います。