2015年10月9日金曜日

【ネタバレ注意】『あの花』スタッフが送る、感動の青春カタルシス映画『心が叫びたがってるんだ』

source: 映画.net


1: オムコシ ★ 2015/10/08(木) 16:03:47.80 ID:???.net
製作 UEMT · 2015年 10月 7日 (水曜日)
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話題のアニメ映画『心が叫びたがっているんだ』が一般公開され、アニメファンを感動の渦に巻き込んでいる。
・・・2011年に一大ブームを巻き起こし、最近では実写ドラマ化もされたアニメ『あの花』こと、『あの日みた花の名前を僕たちはまだ知らない』。

アニメファンではなくとも、この作品の名前を知っているという方はいるのではないだろうか。
DVD/BDの一巻は4万枚以上を売上げ、2013年に公開された劇場版はオリジナルアニメ映画作品としては当時、日本歴代二位の記録を打ち立て、舞台となった秩父には聖地巡礼と称し多くの人々が足を運んだ。

文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品アニメーション部門をはじめとした多くの賞を総なめにしたのである。
この作品を手掛けた監督、「長井達雪」さんそして、脚本家の「岡田まり」さん、キャラクターデザイン「田中将賀」さん。

この三人が再び集結しこの秋、完全オリジナルストーリーの劇場版作品が公開された。
その作品こそ、『心が叫びたがっているんだ』、通称『ここさけ』です。

初週5日間で、なんと動員約23.5万人、3億円を突破した大ヒット上映中の映画です。
今回はそんな話題の映画『ここさけ』をレビューしていきたいと思います。
ネタバレを含みますので、未見の方は注意してご覧ください!!

◆『心が叫びたがってるんだ』のあらすじ

幼少のころ、言葉で人を傷つけ家族がバラバラになってしまい、その罰として『たまご』によって声を奪われた少女『成瀬順』。

時は流れ、高校生になった順は声だけでなく心までふさぎ込んでしまっていた。
クラスになじめずノートに自分の思いを書きなぐる日々が送っていたある日、担任から「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命されてしまう。
年に一度、学年ごとに1クラスが選ばれ催しものを行うイベント。

順と共に選ばれたのは、本音を語らずどこか心の読めない少年「坂上拓実」、やさぐれた野球部の元エース「田崎大樹」、
チアリーダー部の世話焼き優等生「仁藤菜月」
はじめのうちはおしつけられた仕事に乗り気じゃないクラスメイトたち。

演目は「ミュージカル」に決定するも、やはりクラスは一丸になれずにいた。
その中で順は、声は発せられなくても言葉を「歌に乗せる」ことで気持ちを伝えられることに気付きはじめる。

順の思いに気付いた拓実は「もしかして、ミュージカルやりたかったりする?」と問いかける。
順は「今まで伝えられなかった、本当の気持ちを歌いたい」「私の言葉を歌にしてほしい」訴える。
不器用ながらも順の一生懸命な姿に次第に実行委員の4人が、そしてクラス全体が一つになっていく。
同時に、順は自分の拓実に対するある「気持ち」に気付いてしまう。

◆『心が叫びたがってるんだ』は喋らないヒロインと、伝いたい気持ちがメインテーマ

この映画のメーンテーマというか、メッセージはやはり『言葉』『気持ちを伝えることの難しさ』そして、『青春の葛藤』。

言葉を発さずに、唯一のコミュニケーション手段はメールという斬新な設定のヒロインにまずは注目してみてみよう。

今作のヒロインである順は、言葉を喋ろうとすると幼少のころに『たまご』に受けた呪いによりお腹が痛くなってしまいます。
言葉を一言喋るだけでも、とても必死になってしまうのです。

https://www.youtube.com/watch?v=mllee2j-l-c



http://anibu.jp/kokorogasakebi-18779.html

*続く

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