source: 映画.net
リメーク版が、インターネット上で激しい批判にさらされている。
これを受け、米映画業界の性差別問題が改めて取り沙汰されている。
動画共有サイト「ユーチューブ(YouTube)」に公開された予告編第1弾には、約90万件もの「低評価」が集まり、
映画の予告編としては同サイト史上最も厳しい批判を受けた。
ソーシャルメディア上では、ポール・フェイグ(Paul Feig)監督やキャスト陣に対し、殺害予告や女性蔑視のコメントが容赦なく向けられた。
あるツイッター(Twitter)ユーザーは「フェミナチ (Feminazi、急進的フェミニストを対する蔑称)を
喜ばせるために作られた駄作」と投稿。新作はこういった暴言の集中砲火を浴びている。
32年前に公開された元祖『ゴーストバスターズ』のキャストは男性ばかり。
一方、そのリメーク版には、
ケイト・マッキノン(Kate McKinnon)、
メリッサ・マッカーシー(Melissa McCarthy)、
レスリー・ジョーンズ(Leslie Jones)、
クリステン・ウィグ(Kristen Wiig)という女優陣が起用された。
監督は、ヒット映画『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン(Bridesmaids)』など女優を
起用したヒット作で知られるフェイグ氏だ。
フェイグ監督は最近、カリフォルニア(California)州南部にあるソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
(Sony Pictures Entertainment)本社で開かれたプロデューサー会議で
「これまでの2年間、人生のうちで誰も目にすることがないような最悪の女性嫌悪発言にさらされてきた」と明かした。
「この猛攻撃にはただただ背筋が凍った」
フェイグ氏は「われわれはこういう偏見に対して声を上げようと日々奮闘している。
メディアでもいまだに『女性向け映画』と言われ続けている。
これまで『女性ばかりのゴーストバスターズ』としか紹介されたことがない。頭にくる」といら立ちを隠さず、
男性ばかりが出演していても批判されることはない、と反発した。
■「男の領域」
サンディエゴ州立大学(San Diego State University)の
「テレビ・映画業界の女性研究センター(Centre for the Study of Women in Television and Film)」のマーサ・ローゼン(Martha Lauzen)氏は、リメーク版『ゴーストバスターズ』への批判は、大型予算をかけたメジャー映画は「男の領域」だという考えが依然深く根付いていることの証だと指摘している。
「こういう映画は昔から男性俳優の主演で男性が監督し、若い男性をターゲットに作られてきた」とローゼン氏。
AFP=時事 7月1日(金)15時24分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160701-00000026-jij_afp-ent&p=1
映画『ターザン:REBORN』のプレミア上映に登場した女優のマーゴット・ロビー(2016年6月26日撮影)。
【翻訳編集】 AFPBB News
>>2に続く
2015年の国内映画興行収入トップ250作品のうち、女性の監督は9%、脚本家は11%しかいなかった。
その連鎖反応は、深みがあり関心を引く女性の登場人物が少ないという形で表れている。
■リスクを負って初めて訪れる変化
25歳という若きオーストラリア女優マーゴット・ロビー(Margot Robbie)は、2013年のマーティン・スコセッシ
(Martin Scorsese)監督作品『ウルフ・オブ・ウォールストリート(The Wolf of Wall Street)』の攻撃的な
ナオミ・ラパグリア(Naomi Lapaglia)役や、今年8月に公開される『スーサイド・スクワッド(Suicide Squad)』で
悪党のハーレー・クイン(Harley Quinn)役といった、か弱き乙女とは真逆の役ばかりに体当たりして高い評価を得ている。
近日公開される『ターザン:REBORN(The Legend of Tarzan)』では強烈なジェーン(Jane)役を演じている
ロビーはインタビューで「チケットの半分は女性が買っているということを皆が、ようやく分かってきたと思う。
女性が共感できるような役を作らないと、女性にはさほど楽しんでもらえないということになる」と話した。
ベネチア国際映画祭(Venice International Film Festival)とサンダンス映画祭(Sundance Film Festival)で
上映され好評を博したアナ・ローズ・ホルマー(Anna Rose Holmer)監督のデビュー作『The Fits(原題)』は、
ダンサーになることを夢見ながら兄とボクシングのトレーニングを受ける11歳の少女を描いているが、
スタッフとキャストのほぼ全員が女性で制作され、インディーズ版『ゴーストバスターズ』といえるかもしれない。
同作の脚本をリサ・カールフ(Lisa Kjerulff)、サエラ・デービス(Saela Davis)両氏と共同執筆したホルマー監督は、性差別の波がようやく引きつつあると感じている。
「とはいえ究極的には、女性を雇い、女性に投資し、女性陣を軸に据えるというリスクを負って初めて、物事は変わっていく」というホルマー監督。
「これが状況を変えていく唯一の道であり、そこに必要なのは行動。ごく単純なことだし、
可能なことだ」と語っている。
【翻訳編集】 AFPBB News(おわり)
映画 『ゴーストバスターズ』予告1
スレッドURL:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1467358415/
それを批判したら女性差別と発狂するんだから余計鬱陶しい
オリジナルでやればいいのに、それだけは絶対にしないんだよな。
既成のモノをぶっ壊す事に快感得てるのか知らんが、
お前が面白くても思い出クラッシュ食らう方は不快なんだよと。
キャッツアイもセーラームーンも女だけだから怒られるのかな。
そのうち「登場人物が大人ばかりなのは年齢差別!子供も主要人物に入れるべき!」とか言い出しそう
ゴーストバスターズをリメイクして欲しいと思った人なんていたんだろうか
コメディだからチープな映像のままでもまぁ見れるし
脚本見たビル・マーレーに拒否されたり、一人死んじゃったって完全白紙に戻ったゴタゴタが響いてるなあ
やるんならオリジナルでやれば良いのに
チャーリーズエンジェルで文句は出ないけど
これで文句は出るだろ
有名シリーズを征服したことに意義がある!みたいな発想なんやろ